シビくあれ。

5月9日(土曜日)

朝5時に起きるも2度寝して再び起きたのは8時過ぎ。サッと準備をして稲沢市へ向かう。BGMにBUMP OF CHICKENのjupiterというアルバムを聴いていたけど、今聴くとわりとオルタナな感じがした。キャッチボールという曲の「カーブのような愚痴、消える魔球のような優しさ」って歌詞がめちゃくちゃ良いなぁと思いました。

最近は引越しのアレコレで稲沢市へ行くことがちょくちょくあるけど、なかなかの距離。ドライブがてら住む辺りをチラホラと見て回るけど、落ち着いてる田舎な雰囲気が良い感じだ。練習スタジオも見つけたし、THINK FIXタバタさんに美味な洋食屋も1件教えてもらった。生活に支障は無さそうな気がする。

不動産屋へ行き、本契約を済ませる。クレジットカードで支払ったからあまり実感がないが、この初期費用なんとも高額。前は幾らだったけな?と記憶を呼び戻すも全く記憶がない。人生で2番目に高額な支払いかもしれない。1番目は車だけど、18歳の時に買った中古のカローラツーリングワゴン30万。その後に乗ったムーヴはおかんから5万で譲ってもらったし、今乗ってるノアはおばあちゃんが買ってくれた。1番お金がかかるであろう車にあまりお金をかけていないのは幸いかもしれない。ノアはいけるところまで乗り続けたいと思っている。もう5年位乗ってるのかな。最低でもあと5年は乗りたい。

新居となる部屋の採寸をしにいく。ついでにコンセントの位置も図面に落としていくが、とにかく数が多い。そして「これ何に使う?」みたいなのもあったがまぁ良い。実際に引越してある程度物を配置していかないとイメージ湧かないなと思った。変なくぼみの使い方が重要かな。

採寸とかしたのでニトリへカーテンを買いに行く。カーテンって外からの窓の見た目の為のモノだとずっと思ってました。逆なんですね。窓が4つあるから4種類購入。子どもがカーテンにクルクル巻かれて遊んでるの見て小学校の景色が見えた。その後、照明も購入した。とりあえず1つだけ。あと1つ必要だけど、とりあえず今日は購入をやめた。

にっくい亭という壱番屋系列のハンバーグととんかつのお店へ行った。メニューを見たら唐揚げもあって悩んだが、テリタマわさびマヨネーズハンバーグと唐揚げを1つ食べた。なかなかの肉感で美味でした。ハンバーグ横に添えられてる野菜も沢山あってボリュームもあって良かったです。稲沢市江南市の2店舗しかないらしい。迷ったらココって感じがした。

帰路はiPodをシャッフル再生した。シャビーボーイズの「友達になろうよ」が流れた。久々に聴いたけどめちゃくちゃ良いなぁ。優しさの中に熱さがあるみたいな。高校生の時にやってたバンドの最後のライヴで初めて対バンして凄く嬉しかったのを覚えている。打ち上げでも喋れたのが凄く嬉しかったなぁ。後々、別のバンドを始めてシャビーボーイズと対バンする機会があって、その打ち上げでドラムの本田君にブチ切れしたのとかも思い出す。ピーターさんは東京でドキュメンツというバンドをやっていて、直視さんは26時というバンドをやっていて、後期ベースりっちゃんはチャリで遠くまで行ったりよくわからないことしたり、知り合いの人と結婚したりで、他の人は何をやっているのかわからない。初期ベースのイチローさんにベース始めたての頃、「ベースは緑のダンロップのピック使えばかっこよくなるよ」みたいなこと言われて以来、ベースはそのピックを使っている。

Killerpass林君と少し電話をした。バンドやれない現状でも着実に動いている林君は凄いなぁと思った。「天気は基本巻き」っていうワードめちゃくちゃ面白かったけど、よく考えると巻いてることが多いなぁと思った。

 

5月10日(日曜日)

7時40分位の電車に乗るつもりが、起きたら7時10分。急いで準備をし、小雨の中駅まで走り、改札でICカードが反応しないトラブルもあったがなんとか予定通り電車に乗ることができた。新安城で乗り換えをし、特急で金山へ。そこからJR中央線へ乗り換える。中央線あまり使ったことないけど、そこはJR。特に変わり映えしない電車という印象。快速とあまり差がない普通電車で春日井駅へ到着する。

初めて降りた春日井駅、駅前に王将の看板が見えて良い駅だなと思ったら餃子ではなく焼鳥の王将というなんともよくわからないお店だったのは少し笑えた。少ししたらKillerpass林君が車で迎えに来てくれた。前まで合流する時はチャリで登場してた林君が車で登場したのは凄く違和感があった。もう1年は経つらしい。

コンビニでコーヒーを買って林君の家に行く。とにかく広い。そして生活感があまり感じられなかった。レコード棚とCD棚と机とソファ、そのような感じ。凄い部屋だなと思った。雑談など踏まえていろんな話をした。友達と会うのはかなり久しぶりだと言う。途中でなんでか知らないが秘蔵映像を見る流れになってTHINK BRIGADEの初ライヴの映像を見た。15年くらい前?の映像らしく、タバタさんが痩せてるし、今より若い感じで少し面白かったですが、めちゃくちゃかっこよかったです。他にもhelp meやTHE ACT WE ACTの昔の映像も見た。全体的にブチギレ感半端ない中、特に五味さんのブチギレ方が日本人離れしたというかUSハードコア感全開でマジで凄まじかったです。大学生位の時なのかな?あんな大学生、今時絶対いないなと思った。There Is A Light That Never Goes Out、swipe、THE ACT WE ACTとラベルに書かれたDVD-Rと12.5.5 THE ACT WE ACT、HALF SPORTSとラベルに書かれたDVD-Rを貸してもらえた。その後、Passing Truth DriveやAztec Cameraの林君オススメアルバムを聴かせてもらったりした。どちらもかっこいい。

小雨降る中、アコギを持って川へ行く。良い感じの橋の下へ行き、林君が弾き語りをする。ちょっとした練習みたいな感じだけど、マンツーマン弾き語りライヴみたいな感じがした。たまにしかライヴでやらない好きな曲とかやってて凄く良かったです。名曲というのはバンドサウンドでなくても弾き語りの時点でかっこいいんだと改めて気付く。橋の下の良い感じのリヴァーブ感じも良かったです。

今池へ行き、リバレスクでカレーを食べる。いろんな具材が乗ってて好きに混ぜて食べる良い感じのオシャレなカレーめちゃくちゃ美味でした。米が普通の米だけじゃなくて細めの米(海外の米?)と混ぜてるとか言ってた気がします。あまり料理に詳しくないので、何がどう美味とかは言えないんですが、とにかく美味なもんは美味って感じなんで、名古屋にお住みの方もお住みじゃない方も名古屋に来た際は今池リバレスクへ行ってみてもらいたいものです。店主の小瀬さんもかなり良い人なので多分1人で行ってもきっと楽しいはずです。

帰宅して、repartureのドキュメンタリー映像を見た。元々HUCK FINNで行われるはずだったイベントが中止となり、その代わりとしてHUCK FINNを使ってレコーディングと配信ライヴを行ったというもの。使うはずだった場所でできることをやるというコンセプトとさらに作品を残すということは個人的に凄く共感ができた。ただ単純に「中止!以上!」みたいなのは虚しいよ。そういう想いがあったからこそ個人的にもこのレコーディングが行われたのと同じ日に中止とした企画の代わりにstudio flamでショウさんの配信ライヴと自分1人でレコーディングを行った。正解か不正解かは誰かが決めるわけじゃないけど、自分達が正解ならそれは正解なんだと思う。ドキュメンタリーではHUCK FINN黒崎さんのインタビューが結構あったんだけど、黒崎さんの飾らない素の姿に凄くグッときた。わからないものはわからない、難しいものは難しいと嘘偽りがない。個人的にはいろんなことあんまりよくわからないから、あまり難しいことは話せないんだけど、たまに背伸びして本質を捉えずに「みんながこう言ってるから」と空っぽなことを言ってる人がいると思う。そういうのは本当に嫌だなと思うし、それくらいなら「わからない」の一点張りのが良い気がする。そりゃわかろうとすることは大事ですけど。そんな感じでドキュメンタリーは凄く良い映像だった。

いろんなことあると思うけど、やっぱりシブくありたいなぁと思う。こんな時だからこそ、自分の感覚をとにかく大事にしたいと思う。やれることをやれる範囲でやるしかない。