Keep On Going Aren't Your Dream Come True

7月11日(土曜日)

朝はアラームに従い起床する。朝食にコンビニの野菜多めのサンドウィッチを食べる。やはりサンドウィッチにはコーヒーに限る。もちろんアイスで。この組み合わせは本当に最高だと思う。

シャワーを浴びて録画していたお笑いネタ番組を見る。CGを使用して一定の距離を保ってもネタができるやつで面白いのはあるんだけど、無理矢理CGを使ったネタとかあってそういうのはどうかなと思う。大人の事情もあるんだろうけどね。

Emitationでレコーディングの為、名古屋へ向かう。車内BGMは気合をいれる為にSenseless Apocalypse。爆速で流れるBGMに便乗して名古屋高速をブッ飛ばす。雨のハイウェイ。録音機器を和田君に借りる為、和田君の家に行きひっそりと受け取ってから今池HUCK FINNへ。久々に会った黒崎さんと下平さんは元気そうで良かったです。ライヴハウスの中は今までのHUCK FINNとは少し変わった部分はあったけど、それでもあり続けてくれるだけで良かったなと思った。そんな感傷に浸るのは一瞬で、Emitationのレコーデイングを開始する。

今回レコーディングをすると決まってからスタジオへは1回も入っていない。また録音する曲も1度もプレイしたことはない。ショウさんの弾き語り録音は聴いていたけど、どのようなリズムでどのようなアレンジでやるかなどは全く決めていなかった。いわゆる作りながら録っていこうというスタイル。作った翌週に録ったことはあるけど、当日作って当日録るは今までに1度もやったことない。勢いと鮮度を大事にしたレコーディングって感じですかね。なんやかんやで2時間くらいで2曲の録音を終えた。勢いもありつつもエモの枯れ木を連想させるようなカラッとした感じもありのなかなか良い曲が完成した。今後、プレイを重ねていく中でもっと良くなっていくとは思うんだけど、曲なんてそんなものでしょ。スタジオで何百回とプレイすることも大事だけど、それよりもライヴで1回やったほうが曲は成長していく。そう思って高校生くらいの時からやってきている。今年はほとんどライヴできないかもしれないけど、曲は作り続けていきたいな。成長はしなくても良い、今はとにかく作ることが大事かもしれない。

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簡単に録音したものを聴いたけど、凄く良い音が録れていた。HUCK FINN黒崎さんは毎日ライヴハウスPAをやっているから、レコーディングスタジオの人とはまた違った音になるんじゃないのかなと思った。いろんなレコーディングエンジニア、いろんなスタジオで録音していく中でどれもいろんな特徴があってそういうのが面白い。そういうことを思うと、CDクレジット欄は大事だよな。ちなみにCrows Caw Loudlyの音源は2枚とも名古屋246の5番スタジオで録っている。(エンジニアは潤平君)5番スタジオに意味はないけど、1枚目を録ったのが5番スタジオだから2枚目も同じ場所で録りたいなってなんとなく思って。だから勝手に5番スタジオはレコーディングスタジオと思い込んでいます。

HiYTトールさんに久々に会った。一連の騒動に巻き込まれてしまって色々と大変だったそうな。自分自身もそうだけど周りにもかなり影響があったみたい。誰が悪いとかじゃないんだけどね。「周りに申し訳なかった」って言ってたけど、全く悪者じゃないのにな。犯人探しをしてもしょうがないのに。けど、トールさんは元気そうだったのでホッとした。

昼食を食べに鶴舞のインド料理屋へ行く。バターチキンカレーを食べた。思えば、久々にメンバー全員でメシを食べに行ったような気がする。たわいもない話をしながら食べたカレーは少し辛かったけど美味でした。(僕は普通、僕以外の3人は辛口)何気ない会話がバンドもそうだし、人間関係には大事なんだ。

帰宅して、とうとうApple Musicを登録した。キッカケとしてはやっぱりギターマガジンかな。色々聴いてみたい音源紹介されていたし。ただSpotifyとどちらが良いのかわからず、友達にアドバイスを聞いたり調査していて、今日トモキ君が「最悪1ヶ月ごとに切り替えればどちらも使える」と言ってたのでとりあえずApple Musicにしてみた。イマイチ使い方がわからないけど、検索だけはすることができた。なんでも今現在iTunesに取り込んだCDのファイル等をクラウドに移さないといけないらしくその作業を実行しながら、とりあえず椎名林檎RCサクセションを聴いた。音楽との付き合い方がまたこれで変わっていってしまう気がする。けど、きっと良い方向にいくと思う。大体、ちょっと気になるバンドとかってアルバムで聴いたりせずにYouTubeとかにアップされてるPVとか見て済ましてしまうし、そういうのでせっかくのかっこいいバンドを逃している可能性がある。(決してPVになってる曲がそのバンドの全てではないという意味で)欲しい音源はやっぱり手元に置いておきたいし、その辺は変わらないと思うけど、より知らない世界が知れると思うとワクワクします。それにしてもクラウドへの移行全然終わらないな。コーネリアスのPointというアルバム凄く良い。

 

7月12日(日曜日)

朝からホットケーキを焼く。4枚焼いたけど、1枚目が1番上手く焼けた。初めてのものが1番良かったのは1stだけ良かったみたいな感じで凄くダサいなと思った。

Apple Musicの同期(?)みたいなものがなんとかできた。iPhoneでもパソコンでも音楽が聴ける環境になった。気になるのはiPhoneでずっと音楽を聴いていたらiPhoneのバッテリーは結構減るのだろうか。車で聴くことが多いけど、車は車用のiPhone継続が良さそうかな。

掃除や洗濯などの家事ををする。その間、Apple MusicでXのBlue Bloodというアルバムを聴く。ギターマガジンのギター名盤で上位に入っていたアルバム。Xは有名曲のサビを知ってるとかそんなものだったのでほぼ初聴きだ。メタルって言うんですかね?速いミュートが凄く心地良いですね。ハードコアとかのヘヴィな感じではなく綺麗な音というか。後はドラムの全力感も凄く良いな。ひたすら全力ビートで駆け抜ける。聴きながら50m走走ったら憧れの7秒台へいけたのでは。(実は走るのが非常に遅い)1989年リリースということで生まれる前のアルバムなんだけど、中高生の頃にこんなもん聴かされたら速弾きに魅了されてギターめちゃくちゃ練習しただろうなとなんとなく思った。高校の同級生で「速弾きは正義」みたいなやついたけど、思春期にハマった音楽の影響は凄いなと思った。今はスタジオミュージシャンとか音楽で食っていってるみたいだ。速弾きに特化せずにいろんなことをやっているみたい。こうやって大人になっていくのか。自分はどうだろうな。

車検の為、カーディーラーに行き車を預ける。車って便利だけど、2年ごとにある車検と1年ごとにある自動車税の支払いと自動車保険などのイベントがあるたびに車いらないなって思うことがある。最近だとカーシェアとかカーリースとかあるけど、どうなんですかね。一長一短あると思うけど。

はま寿司へ行く。海鮮丼が500円で食べれると思い入店したらテイクアウト限定だと知り、海鮮丼は諦めてそのまま寿司を食べる。カウンター席は両隣に紙の仕切りがあって一蘭スタイルだったの笑えた。いつ食べても寿司は美味。北海道でトリトンを再び食べたいところではあるが。

星野源をBGMに岐阜へ行く。シングル曲くらいしか知らなかったけど、Apple Music始めたことによってアルバムが聴けるようになった。しばらくApple Musicで聴き漁りそう。スタバのコーヒーを買ったらストローが紙製のストローでまるで段ボールを丸めたもので飲んでいて凄く変な感じがした。なんか色々と変な方向に向かっていってるよななんて思ったり。木曽川の水は凄く濁っていて汚かった。水の量は思ったよりは多くなかったけど、僕の知ってる木曽川より多かった気がした。

諸用を済ませて帰宅する。コーヒーを飲みすぎた。雨も降らず、風が気持ち良いので凄く快適にコーヒーが飲めた。コーヒーはくそ暑い日に飲むより気持ち良い日に飲みたいなと思った。クソ暑い日はやっぱり炭酸ジュースでシュワッといきたいですよね。キンキンに冷えたグラスに瓶のコカコーラを注いだらもはやそこは夢の楽園ってか。

久々にPalatka / Assholeparadeのsplitを聴く。最近TwitterでPalatkeの名前を見た気がする。なんだっけな。Twitterで名前見て「そういえばレコード持ってたなぁ」と思って。ブチ切れてるなぁ本当。予測不能な展開にこちとら完全に「置いてけぼり状態」だ。けど、その置いてけぼり状態が結構最高だったりするんだよな。誰も寄せ付けないとかそういう意味でもなくて唯一無二というか、なんか先読めてたらつまらないじゃない。未来はわかって生きるよりも未来は自分自身で作り上げていきたいというか。GOING STEADYの初期のライヴ映像かなんかで「ナイフは手首を切るものでもない、ムカつく奴を刺すものでもない、自分の未来を切り開く為にある」みたいなこと言っててまさにそういうことなんだなと思った。その後に始まった曲が「Don't Trust Over Thirty」なんだけど、いよいよこの夏に僕も30歳になる。誰も僕の言うことなんか聞かないと思うし、そもそも自分もあんまり聞かないけど、自分で考えて動いていきたいですね。今までそうしてきたつもりだし、これからもそうしていきたい。

The Last Forty Secondsかっこいいなぁ。このバンドのこと全然知らなかったけど、ジャケとバナレコのコメントだけを見て結構前に買ったんだ。Apple Musicも良いけど、なんやかんやで自分の耳と目でグッときたものを自分の手でセットして聴く音楽は最高だなと思った。

Griverのアルバムはジャケの手作り感は最高だなぁ。自分たちでペンキで塗ったっぽいよね。もちろん曲も最高。このレコードは本当に大切な1枚だな。


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