諸刃の剣。

10月17日(土曜日)

朝から歯医者へ行き、親不知を抜いた。歯医者へ行くまでの間の恐怖は半端なかったけど、知らんうちに治療が終わっていた。「こんなもんか」と思いつつも油断はしないでおこうと思い、「噛んでおいて」と言われた布を言われた時間よりも長く噛んでいた。抜いた歯はもらうことができず残念でした。

帰宅後、安静にしておかないとと思い、音楽を聴きながらゆったりと過ごす。久々にthe sunを聴いたり、Deepslautersを聴いたり、その他諸々雑多に聴いた。たまたまTwitterに上がっていた舐達麻というラッパーのインタビューを読んで面白かったのでApple Musicで聴いてみた。こういう時にサブスクは便利だな。ヤンキーの日常は僕にはわからないけど、それぞれのリアルがあることが当たり前で嘘偽りは良くないなと思った。結局、バンドサウンドのが僕は好きなんですが、たまにはこういうのも聴くのも良いなぁと思った。バックのトラックが結構良かったりして。インタビューでもそこはかなりこだわってるみたいなこと言ってた。歌詞だけで勝負するなら詩人になれば良いしね。そういうことでしょ多分。

歯の痛みも思ったほど無かったので、stiffslackへライヴを見に行った。falls、good luck with your fun、lasik、SPRINTと顔馴染みのバンドばかりが出るこの日。元々、Crows Caw Loudlyでも誘われてはいたんだけど、諸事情により断念。今年はライヴやれずに終わりそうかな。その代わりと言ってはなんだけど、レコーディングして来年はバシッと何かかまそうかななんて。ライヴ会場へ着くと顔馴染みの人がぞろぞろといて、去年とかはこんなことが沢山会ったなぁなんて思ってなんだか染み染みした。だいぶこういうこと増えてきて良かったなぁと思う。沢山の人がいて今できる満員の雰囲気でした。久々に見たlasik凄く良かったなぁ。元村君のステージングのイモさ(Emoではなく芋)が最高にかっこいいと思った。ダサいヤツこそかっこいい美学。昨日のby the end od summer山口君が例えにあげた元銀杏BOYZのチン君がダサかっこいいの最上級だなと思った。元村君にはいつまでもあんな感じでいてほしいなぁとボンヤリと思った。なんにせよ、ずっとバンド続けてくれたらそれで良いよね。あとやっぱりfallsはかっこいいなぁと思った。エモとかよくわかんないけど、結局はメロディックハードコアなんだよなぁと。そういう風にSNOWINGとか聴いてます僕は。

ライヴが終わり帰ろうとしたところ話し込んでしまいすぐに帰れず。これ結構ライヴあるあるだと思うんです。久々にmeハセさんに会えたの嬉しかったなぁ。しばらく会ってなかったけど、相変わらずで安心しました。good luck with your funノグワイさんとざっくりハイタッチを布教するという謎の構図に笑いました。ハセさんはラジオを文字起こししたものをよく読んでるそうです。

帰宅して、お粥みたいなものを食べた。タケウチ君のカレー屋ケケ食べたかったけど、医者に刺激物はダメと言われていたので食べれず。せっかくの機会だったのに残念だけどまたのタイミングがあるし、それまでの辛抱。ライヴしたバンドによるテープを聴いて寝た。色々思うことはありますけど、周りに流されず自分を貫き通したいなと思った。てかgood luck with your funのテープに入ってる曲良すぎてビビった。確かSNOWINGをモチーフにした曲だったかと思います。最近のライヴでの三品さんの参考バンドを紹介するくだりめちゃくちゃ面白い。

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そういえば、トモさんに激レアテープをお借りした。かなり昔のモノで歴史を感じるものばかり。あのバンドの人がそれをやる前にやっていたバンドだったり、ヨダレ物ばかりです。ゆっくりと聴きたいなぁと思った。過去より今が大事だけど、やはり歴史を辿ることは大事なのかと。学生の頃も歴史の授業があるのもそういうことじゃないんですかね。前にも書いたけど、記録として音源に残すことは本当に良いことだなと思った。

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10月18日(日曜日)

朝はわりと遅めの起床。恐る恐る抜いた歯のあった部分を舌で触れてみたら幼き頃に歯が抜けた時のあの感触を思い出した。自然に抜けてた歯凄いな。親不知も自然と抜けたら良いのに。

トモさんに借りたテープを少し聴いた。ほんの少しだけ。CowpersとNext Styleのsplitは残念ながらCowpers側しか聴けなかった。テープの片面のみ劣化ってよくあるんですかね。前に中古で買ったinfroと4hou8pouのsplitも同じ現象起きて4hou8pou聴けませんでした。

前に使っていた冷蔵庫を実家に持っていくためになんとか車へ積み込む。こういう時にデカい車に乗っていて本当に良かったなぁと思うわけです。めちゃくちゃ頑張って運んで座席を利用して固定してなんとかなりました。固定ひもあったらアンプ運ぶ際も安心なんだろうな。ホームセンターへ行かねば。

実家へ向かう前に近所にある「うどん市」といううどん屋で昼食を食べる。おろしうどんとカツ丼のセットを食べた。前から気になっていて初めて行ったけどなかなか美味だったのでまた行きたいなと思った。あまり大きな店じゃないけど、外で人が待っているくらいは流行っていた。稲沢市一宮市に1店舗ずつあるみたい。「どんきゅう」ってうどん屋があったりでこっちの地域はローカルなうどんチェーンがあって三河とは少し雰囲気が違うなと今更実感した。

tabelog.com

高速を飛ばして岡崎市の実家へ行く。前日のライヴを思い出してfallsを聴いていた。やっぱりかっこいい。fallsみたいなバンドは沢山いるけど、格別だなと思ったし、何より将さんのライヴのテンション感は個人的に凄く好きです。そういえば前日のライヴで「センキュー」の由来みたいなことも話していたなぁ。

実家に冷蔵庫を置いて食材とかなんやらをもらって、岡崎市にあるドーナツ屋ZARAMEへ向かった。店内へ入ると既にドーナツが売り切れだったので諦めて、グランクレールというパン屋でクリームパンを買って食べた。1個300円もするクリームパン。中のクリームの弾力が凄くてめちゃくちゃ美味でした。「東京で食べたクリームパンに影響を受けて」みたいなことが書いてあったので、もしかしたら似たような味が東京で食べることができるかもしれないです。他にもカレーパンとか買ったけど、それらは翌日の朝食にするつもりです。

gurankure-ru.com

Mr.Childrenを聴きながら帰宅。「youthful daysはギターロックの重要曲として後世に語り継がれる名曲だ。」みたいなことをショウさんがかつて言っていたが間違いないとずっと思ってます。山口君は「エモと言えばミスチル。」と言っていた。それぞれのエモがあり、それぞれの想いがあってそれが最高だと僕は思うわけです。23号を経由して帰ったんですがあまり渋滞もなくすんなり帰れました。23号を日々爆走していた時が非常に懐かしいなと思いました。そういえば、岡崎市橋目町の道も豊田南ICの方まで気づいたら繋がっていて時代を感じました。それぞれの道作る。

買い物をしてから帰宅。冷蔵庫がデカいとブチ込めるので良いですね。「車も冷蔵庫も楽器の音もデカい方が良い。」今後そう唱えていきます。トモさんに借りた「V.A.暗闇の中から光を得る」を聴いた。Smile、Next Style、Small Talk、Raw Eggという4バンドのコンピでSmileとNext Styleは知ってましたが、Small TalkとRaw Eggは知らなかったんですがRaw EggはDiscotortionのカズトモさんがベースを弾いていたり、Small TalkはBONESCRATCHをやっていた菅野さんがベースヴォーカルをやっていたりで凄く歴史を感じた。恐らく20歳そこそこの時のバンドなんですがやっぱ凄い人は昔から凄いんだなと思った。そんな人らのようにはなりたくてもなれないわけでひたすらに底辺を駆け足で走ってる感じなんですけど、ゆっくりながらもずっと走っていられたら良いかなぁと思った。短距離走よりも長距離走みたいな。

そんな感じで今週末は非常に刺激的でした。この刺激をどのように得るかがポイントで、個人的には誰かに刺激を与えてもらうばかりよりは自ら与えられにいきたいというか、自ら飛び込んで行きたいと思うわけです。なんか知らんうちに刺激的な毎日過ごせるのは本望かもしれませんが、きっとそんなことはなくて自ら飛び込めばもっともっと刺激を得られるんじゃないかなぁと思って。「幸せは歩いてこない〜」って歌あるけど凄くど直球ハードコアナンバーだと思うんですね僕的には。誰からも興味持たれなくても自分だけは自分自身に興味津々であって、もっと自分のこと知りたかったり限界突破したいなぁと。人からしたら「は?何ほざいてんの?」ってことなのかもしれないですが、他人は他人。自分は自分。冷ややかな視線は所詮諸刃の剣だと思っているんでね。何にも痛くない。要は好きなことやりたいよねってことだけなんです。面白いか面白くないかは自分で決めていこう。そういうバンドがやれていると信じたいです。