リズム奴隷たちの国。

7月27日(土曜日)

朝6時30分頃起床。台風が来てるらしい。朝9時からCrows Caw Loudlyの練習の予定だったけど急遽中止に。個人的に音が出したかったのでキャンセルはせずに1人でスタジオへ入った。ギターをわーッと弾いて新曲案を作る。Crows Caw Loudly始めたての頃はスタジオによく1人で入ってたなぁ。ある程度できたので忘れてしまわない為にボイスメモに録音する。これを基にPCでドラム打ち込んで簡単なデモを作るんだ。

11時頃スタジオを出て名古屋の病院へ行く。30分くらいで終了。そのまま下道で京都へ向かう。台風だから向こう着いてもあんまふらつきたくないしお金の節約の為にという理由で下道を選択した。カーナビに従い普段全く通ったことのない道ばかりを走り、今自分がどこにいるのか、はたまた本当に京都に向かえているのかたまに不安になりながら走り続ける。BGMはiPodをシャッフル再生した。途中ココロ折れそうになったけど負けたら終わりと思ってノンストップで走り続ける。途中で琵琶湖を橋で越えたが、1人なのと雨のせいで何の感動もなく走り続ける。滋賀県大津市の逢坂という地名に「良い名前だなぁ。恋愛漫画の舞台とかに設定されそうな名前だなぁ。」と思ったのが1番の思い出です。

f:id:ryohei-n-0817:20190728160433j:image

京都へ入ると見慣れた景色だった。いつも京都へ来る時に走る道へ出てきた。ようやく京都だと思い西院ネガポジ付近へ向かう。ネガポジ付近のパーキングに車を停める。確か16時過ぎだったと思う。12時過ぎに名古屋市を出たので実に4時間近くのロングドライブ。達成感ハンパない。時間が少し空くのでby the end of summer山口君にレコ屋のことを聞いてレコ屋へ向かう。西院から電車に乗り烏丸へ。そこから歩き続ける。バス乗れたらもっと楽なんだろうけど、バスの乗り方を知らない。思ったよりも時間がないことに気付き1番最後に行こうとしていたART ROCK No1という店のみ行った。初めてのレコ屋はどこに何があるかイマイチわからないので緊張する。新譜も中古も沢山あった。曽我部恵一SUPERCHUNKスターリンを購入。結構新し目の音源も中古で出てたしそこそこ安い値段だったので良いお店だなと思った。来た道を戻り電車に乗り西院ネガポジへ。

HMVとExcuse To Travelの共同企画「リズム奴隷たちの国」を見に来た。もともと「行けたら行こうかな」くらいに思ってだけど、ナカジ君と連絡とっていて「行かねば!」と思ったわけです。Dancebeachのヤマザキさんも来ていた。

初めて見たOOPSめちゃくちゃかっこよかったです。comesみたいでした。めちゃくちゃ力強いヴォーカルに燃えた。

Excuse To Travelは久々に見た(多分去年12月の名古屋振りとか?)けど新曲らしき曲かっこよかったし、何よりキレッキレのライヴしてました。ああいうシブいメロディックみたいなオルタナみたいな絶妙なラインのバンドが同世代にいるのは貴重だなと思った。DIRTY IS GODミッタさんがめちゃくちゃ楽しそうだったのがハイライト。

トリのHMVはミッタさん、流血さんもいる無敵編成でした。めちゃくちゃかっこよかったです。流血さんのマイクなしで歌っても声デカすぎて聴こえてくるのとかヒーコさんの高めのジャンプとかアガるポイントでした。最後の方で流血さんとのツインヴォーカルスタイルヤバかったなぁ。最高なシメでした。

そういえば、去年11月にCrows Caw Loudlyのレコ発で京都へ行った際に音源を渡してくれたbascomuteのヨコタ君がいて声をかけてくれた。あの日楽しかったなぁっていうのも思い出したし、何より覚えててくれたのが凄く嬉しかったです。DRIVE LIKE JEFUのTシャツ羨ましいなぁ。音源は聴いたけどライヴは見たことがないので見てみたいなぁ。

OOPSの音源が欲しいけど誰もいないのでゆうきさんにお金を渡して勝手に購入させてもらった。駐車場へ行くと丁度いたのでその旨を話す。Excuse To Travelのごっちさんをホテル付近まで送り、帰路へ。信号待ちしている時にたまたま京都タワーが見えたのがちょっとエモだった。

f:id:ryohei-n-0817:20190728164654j:image

※この写真のボケ方とか画質とか諸々含めて良い感じだなと今思ったので誰か何かの素材に使ってください。

 

23時頃、京都東ICから高速へ乗り愛知県を目指す。ひたすらに爆走。休憩なんて必要なし。最寄りのコンビニへ寄りサラダと油淋鶏みたいなものを買い1時前には帰宅。2時間いくかいかないくらいの移動時間。京都近すぎだと思った瞬間だった。本当に弾丸で行って良かった。

結局「リズム奴隷たちの国」とは何だったのか。その謎だけは残っている。ミッタさんが作ったという90種?のフライヤー集は本当に面白い。1番良かったのはコレでした。

f:id:ryohei-n-0817:20190728171227j:image

コンビニで買ったものと家にある金麦、そしてYouTubeフジロックのチャンネルで1杯やる。GEZANと銀杏BOYZを見た。GEZANは今の日本のインディーの希望でしかなかった。凄くグッとくるものがあった。「Absolutely imagination」はやっぱり名曲。マイクリレーも凄かったなぁ。銀杏BOYZには違和感を感じた。コピーバンドにヴォーカルだけ本人参加みたいなそんな感覚。ガッカリしたけど、SKOOL KILLの時だったか峯田が横っ飛びして急に倒れたり、マイク咥えたりそういうのはやっぱりアガる。思い出補正かもしれないけど。峯田が横っ飛びした時にギターの人が倒れたふりみたいなのしていて凄く寒かったし、コーラスとかも「グワァー」って感じじゃないのもなんかなって思った。僕の中の銀杏BOYZは永遠にあの4人なんだなきっと。そんなことを思っていたらソファで寝ていた。気付いたら4時とかだったか、知らない人のライヴ映像が流れていたのでPCとテレビの電源を落としてベッドで就寝。

 

7月28日(日曜日)

10時過ぎに起床。シャワーを浴びて洗濯をし、振込等をしに家を出る。完全に夏だ。暑い。昼食に行きつけの喫茶店へ行く。珍しく20代くらいの女性2人組がいた。「米を切らしたので焼きそばかナポリタンしかできないよ」とおばちゃんに言われたのでナポリタンを注文。漫画カメレオンの続きを読む。ナポリタンを食べてる最中におばちゃんが女性2人組に「何を見てここに来たの?」と聞くと「Google Mapでカフェって調べたら良い感じだったので来たんですよ。評価も凄く高いし、お母さんが良い感じって書いてありましたよ。」って答えていて、おばちゃんめちゃくちゃ嬉しそうにしていた。今じゃインターネットの口コミや評価って良い方も悪い方も凄い影響力あるよなぁ。僕はあまりそこは信用してませんが。どこの誰が書いたかわからない評価を鵜呑みにしてられるか。結局は自分が行きたければ行くし、行きたくなければ行かないし。

家に帰ってスタジオで作ってた曲のデモを作る。大体デモを作る際はブロンコベースを使うんだけどいつも良い感じだなぁって思う。Emitationでまた使おうかなぁ。デモが完成する。部屋のオーディオで聴くのとiPhoneで聴くのでは結構大差出るからiPhoneで聴いて微調整をする。iPhoneだとギターの音が基本デカいのはなぜ。まぁそこまでのクオリティ求めてないから良いんだけど。

f:id:ryohei-n-0817:20190728173408j:image

購入した音源を聴く。OOPS音源も良いですね。SUPERCHUNKカッコイイなぁ。2018年の音源かな。未開封で1000円で売ってたんだ。京都の人はあまりあそこのレコ屋へ行かないのか、それとも皆発売したらすぐ新品で買うのかな。京都はレコ屋が沢山あるらしいから色々行ってみたいです。

夜になり自転車の空気を入れる為、自転車屋さんへ行く。今の自転車の空気入れは人力で押すタイプではなく、自動タイプなんですね。店員さんがスッと入れてくれた。そのまま小京都の湯という銭湯へ行く。西尾市が「三河の小京都」と言われているらしく、その名前を使ってるとか。勝手に京都2days(?)って感じです。サウナに久々に入る。小さい子どもが入っていて凄いなと思った。自分よりも長いこと入ってたなあの少年。外の風呂へ行くと、壺湯で父親と子ども2人が入って肩を組んで空を眺めてるのを見て凄く家族って良いなと思った。

風呂を出て下の食事処へ行く。ビールと軟骨の唐揚げ、西尾名物うなぎコロッケというものを注文。御通しが羊羹?ゼリー?だったのに衝撃。。風呂上がりのビール最高でした。うなぎコロッケはうなぎ感0でした。けど衣はサクサクでデカいコロッケで美味でした。


f:id:ryohei-n-0817:20190728212609j:image

f:id:ryohei-n-0817:20190728212614j:image

f:id:ryohei-n-0817:20190728212606j:image

帰宅して家のエレベーターを降りるとカナブンが共用部の蛍光灯にひたすら立ち向かっていてしばらくエレベーターから出れなかった。意を決して全力疾走で部屋の前まで行く。カナブンはずっと1つの蛍光灯に夢中になっていた。

そんな感じの週末2日間だった。いつの時も週末は最高だ。この週末の為に平日を過ごしている現状は否めない。ただそれでは良くないよなと思う部分もあったり。平日の夜ってなんやかんや重要だったりするよなぁ。今までの人生での堕落の積み重ねもあるのかもしれない。365日が楽しい人生にしたいですね。