藍より青し。

6月19日(金曜日)

夕方、所用で栄へ行く。伏見からトボトボ歩いていると名曲堂という前に利用していたスタジオの前に来た。受付がある地下への階段は真っ暗でテナント募集の看板が貼ってあった。Emitation初期はメンバー全員岡崎に住んでいたので岡崎や豊橋でスタジオに入っていたけど、4BROTHERS玲介君が入った辺りから名曲堂でスタジオ練習をしてたと思う。玲介君とアラタ(元気かな?)が辞めて、バルガス君とトモキ君が入ってからもしばらくは名曲堂。ひたすらに曲を作った記憶。猫ジャケの音源の時はエグいペースで作ってたな。Crows Caw Loudlyも潤平君が入る前の最初期、THE SWiTCHERSユーヤがサポートでベース弾いてくれてた時は名曲堂でスタジオに入ってた。Owariという曲の原型はここのスタジオで和田君と2人でセッションみたいなことをしてできたようなそうじゃないような記憶。Emitationで練習に入ろうとスタジオへ行ったら時間になっても店員が来ず、外で待っていると知らないおじさんに「ここのスタジオ畳んだみたいだよ」と言われた気がする。衝撃の展開だったな。名曲堂、地元のライヴハウス岡崎CAM HALL、納屋橋まねきねことよく利用した場所がどんどん無くなっていくのは悲しいもんだ。だからこそ新たな場所を求めなければいけないなと思う。誰も知らないことをずっと追いかけていたいよね。知られたらまた次へまた次へ。

Discharming man / CARDのsplitが翌日発売すると知りstiffslackへ行く。名鉄瀬戸線異常な暑さだった。色々見て、SUMMERMAN / No edgeのsplit、Look At Moment / Sans Visageのsplit、お目当てのDischarming man / CARDのsplitを購入。帰ろうと外へ出るとCARDと新川さんが呑んでいたので1杯飲むことに。CARD中野さんと初めてちゃんと喋ったけど凄く面白かった。僕から見たらかなり凄い大物バンドマンなんだけど、そんなことを全然感じさせないテンションで「札幌のバンド大好き」みたいなドキドキワクワクするような話ができて楽しかった。「浪速のEngine Down」というワードは忘れない。

なんでかよくわからないけど、松阪から来たという人にEmitationの音源を売り付けた。1st(犬CD)、2nd(猫CD)、3rd(フランス7インチ)、4th(鹿7インチ)の4枚。今思ったけど、この間リリースした鹿ジャケは4枚目の音源だ。rawcalorieからは3枚目だけど、バンドとしては4枚目。どうでも良いか。けどフランスのDirty Legs Recordingsから出した10曲入り7インチかなり良いんですよ。Ganerateとかはそれでしか聴けないんじゃないかな。売り付けたって言うと悪いイメージだけど、多分本人はそんなに嫌がってなかったから問題ない。よくわかんないノリだったけど、「札幌のバンド好き」とか言ってたからテンション上がったよね。色々喋ってたけどよく覚えてないや。帰り際にmudy on the 昨晩、kmkms等やってるワティさんと少し喋って松阪の人とその友達の金山の人と電車に乗って帰った。帰り際に話したこと結構面白かった。金山の人は「エモってよりも熱くて速いの好きなんすよ」って言ってて激アガりしたね。THINK BRIGADE好きって言ってた。謎にJR名古屋駅の改札まで来てくれてそこで別れた。多分あの後2人で悪口でも言ってたら悲しいけど、また会った際は音楽の話色々したいな。松阪のライヴハウスM'AXAで働いていると言っていた。ライヴできるようになったらEmitationのレコ発をやりたいなぁとぼんやりと思っている。

帰宅してパスタを食べて、Discharming man / CARDのsplitを1周聴いて寝た。Discharming manは音源毎に新境地へ向かってる気がする。追いかけ続ける人はまだまだ走り続けている。追い抜かそうにも追い抜かせないし、追い抜きたいとも思わない。いつまでも追いかけ続けたい。

 

6月20日(土曜日)

7時過ぎに起床。朝食を食べて、前日に買った音源を聴く。No edgeが凄く良かった。なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。THE SATISFACTIONも同じ気持ちになる。なんなんだろうなこの感じ。限りなく黒に近いグレーのような不穏な雰囲気も好きだが、やっぱり大好きなのは青い色。青春は終わらない。青春時代は今もなお継続中。死ぬまで青春しようじゃないか。初めて聴いたLook At Momentかっこよかったです。こういうバンドを聴く度に「あぁ自分たちは田舎くさいな」と思うことが多い。現実的に田舎者なんだけど、どうもシュッとなれない。東京に住んでる人ってある程度オシャレじゃん?それになれないみたいな。中学とか高校の時に同級生は「名古屋に行く用の服を名古屋に買いに行く」とか言ってた気がする。全然意味わからなかった。それくらい田舎者。ちなみに僕自身はオトンが服屋だったのでテキトーに家にある服を着てた。買わなくても「これ着なよ」みたいなのがあったから。quiquiとかも田舎者のはずなんだけど、全然田舎感ないもんな。そう考えると色々見えてくるものがある。共鳴し合うものは何なのか。

ノートパソコンが熱すぎる問題を解決する為にとりあえず冷却ファンが付いた台をPayPayモールで買ったのが配達されて来た。角度ついて若干使いにくいものの今のところ熱さはない。ただファンの音うるさい。音楽聴いてる時なら問題ないけど。こんなものでどこまで解決できるかわからないけど。

昼食を食べにあま市へ行く。車内BGMはnuill&un cuento de hadasを爆音で。8曲入ってるのにすぐ終わる。だけど駆け抜ける感じではなく、スピードを緩めずに蛇行運転するみたいな危険さ。暴走族もnuill&un cuento de hadasを見習ったら気合い入っててかっこいいと思うよ。(危険運転はダメゼッタイ。)

何周もひたすら聴いて目的のお店へ到着。Navelタクミさんオススメのチャイニーズキッチン美杏。坦々麺が美味らしい。普段坦々麺は食べないがオススメされたら食べるしかない。汁なし坦々麺のランチセットを注文。汁なし坦々麺、ご飯、唐揚げ、春巻、サラダが付いたセット。汁なし坦々麺の麺はきしめんのような平くて太い麺でした。一口食べてみるとめちゃくちゃ辛い。店員さんに「辛さどうしますか?」と聞かれて「普通でお願いします」と言ったが普通めちゃくちゃ辛いんですね。隣に座った中学生には「結構辛いけど大丈夫?」と確認していたが。まさかここまでとは。ただ辛さの中に美味さはめちゃくちゃあった。反対側の隣のおばさんが冷やし汁なし坦々麺食べててそちらも美味そうでした。中学生は汁あり坦々麺を食べていた。「いただきます」と言ってから「うまいうまい」と言って麺をすすっていた。次は冷やし汁なし坦々麺とデカいと噂の肉団子を食べに行きたいです。


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コンビニで缶コーヒーを買って戻る。車内BGMは北海道の51組によるSAVE THE VENUE V.Aを聴いた。the blue leeching ambulance songsからBUSTERの流れは昨年のCrows Caw Loudlyレコ発札幌を思い出させる流れだ。ブッ飛ばして走りたい気持ちを抑えながら田舎道を走って行く。

ディーラーにて車検の見積をしてもらう。ディーラーの中は超賑やかだ。ジュース飲み放題なところとか凄く良い。サイゼリヤみたいだなぁ。混み合ってるので簡単な概算を出してもらった。お菓子をもらって出発する。こういうのは比較が大事だと思い、もう1つのディーラーへ行った。またもやジュース飲み放題。コーヒーを何杯か飲んで待つ。今回はしっかり見てくれたのでそこそこ時間がかかった。結果としては結構高くて驚いた。車検前に直した方が良さそうだな。

帰宅してエアコンのフィルターみたいなのを貼る。机に登ったりイスに登ったり非常に危ない作業。よくわからないからテキトーに貼って切った。No edgeを改めて聴く。やはり青い。No edge聴いておけばエアコンなんていらない夏なのかもしれないなと思った。なんだろうこの気持ち。恋ではないことは確かです。

YouTubeにてMETEONLINE NIGHTを少し見る。キーマカリーズ良かったなぁ。ゴツロー君のギターは凄く良い。名古屋大学の学生会館で対バンしたのを思い出した。また名古屋大学の学生会館でライヴしたい。名古屋大学のサークルに入ろうかなぁ。

penisboys初めてライヴ映像見たけど痛快だなぁ。CLASSROOMとのsplit tape久々に聴こうかな。坂口君会ったことないけど、坂口君のお兄ちゃんは友達だ。最近新しくバンドを始めたとか見た気がする。久しく会っていない友達がまたバンドをやってるというのは個人的に凄く嬉しいことだ。あの人やあの人も久しく会ってない友達は元気かな?バンドやろうよ。

夕飯はおでんとロールキャベツだった為、歩いてビールを買いに行く。JR東海道本線の線路下の通路は明るいものの雲の巣が張ってたりで凄く不穏な雰囲気。しかし、意外と沢山の人が通るようなので安全なのかもしれない。ヤンキーがシンナーとか吸ってタムロしてそうな雰囲気なんだけどな。

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No edgeのPVを見て尚更の青さに度肝を抜かれた。完全に中毒だ。ライヴ見てみたいな。かっこよすぎる。今まで聴いてなかったのは嘘みたいだ。てか、最近VIDEO GIRLの久野さんと連絡を取り合っていて「日本のバンドのがとっつきやすい」みたいな話に一瞬なった。言葉の問題とかではなく、恐らく持ち合わせている雰囲気の話だと思う。

youtu.be

 

6月21日(日曜日)

朝からなぜかパワプロのアプリをやる。数年ぶりにやったけど、やはりパワプロは面白い。小学生の頃めちゃくちゃやり込んでたもんな。自分の名前や友達の名前を使ってサクセスをしてた。

朝食を食べて、またもやSUMMERMAN / No edgeのsplitを聴く。天気も良いし良い感じだ。その流れでTHE GET UP KIDSのFour Minute Mileを聴く。この感じなんだよな今の僕には。

Crows Caw Loudlyの練習がある為、名古屋市鶴舞flamへ向かう。ガガガSPクラウドファンディングで手に入れたベース桑原さんのデモ集を聴く。「32歳の夏休み」から「君が生まれる日」という曲の流れは本当に神がかっている。聴けば聴くほど発見があるスルメ盤なのかもしれない。アルバムタイトルの「ハイライトの匂い」ってのも個人的には凄くグッとくる。単に僕が吸ってたタバコがハイライトメンソールだったからなんですけど。そういえばタバコを辞めれたの今思うと結構凄いことだなと思う。

スタジオへ到着してセッティングをしてしばらく1人で音を鳴らす。久々だったからか音の感覚が麻痺していて物凄く音が大きく感じた。あぁだこうだしていると潤平君が到着。そこからまた2人で音作りやっていって、和田君が到着して練習開始。正直、3ヶ月ぶりだったのでかなりグダグダになるんだろうなと覚悟していったのだが、全くそんなことなかった。そもそも僕たちハチャメチャなバンドなので上手なわけがない。いつだってぐちゃぐちゃなんだから何も変わらないよ。3ヶ月前に「ライヴでやって慣らしていこう」と言っていた3曲の新曲もスッとやれてしまって、3ヶ月の間なんて関係ないんだなと思った。前に和田君が海外留学行って帰って来た時もそうだったな。久々に3人で音が出せて凄く楽しかった。もうそれに尽きるなと。みんな笑っていられたらそれで良いんだ。合間合間に話すしょうもないことや練習後のくだらない会話。そのどれもが僕にとって1番重要なんだなと思った。とりあえずあと半年もないけど、今年はレコーディングをします。そういえば、本当は6/21にquiquiとCrows Caw Loudlyの共同six pack vol.3を行う予定でした。みんなで話し合った結果、延期としましたが、そのまま延期で終わらせてしまうのも良くないなと思ったので近々six packについてアナウンスがあると思いますので、チェックお願いします。主にTwitterでの発信になるのだが、Twitterやっていない人からしたら情報届かないよなぁ。だからと言ってホームページとかいるのかというとどうだろうか。Twitterがホームページの役割果たしてる節あると思います。Googleとかで検索しても結局Twitter出てくるし。その辺は時代の流れなのかな。僕は極力週1回はブログを書くようにしている。ここでの発信もTwitterもそこまで変わらないです。

帰宅して、食料の買い出しをして餃子の皮でピザを作った。前にTwitterで見て簡単そうだったので自ら作って見たら案外美味に作れました。しばらくハマるかもしれない。イタリア人になる日も近いかもしれない。南海キャンディーズの山里さんってピン芸人時代「イタリア人」って名前でしたっけ?ふと思いました。たらふく食べて満腹になりベッドに倒れこむ。練習で久々に叫んだこともあってやや喉が痛い。声の出し方を忘れているんだな。そこは反省。最近住み出した稲沢市にもスタジオがあるようなので個人練習をしなければな。

今はfolksの「あたたかい」というアルバムを聴いている。かっこいいですね。Revolution For Her Smileとのsplit 7インチも久々に聴こう。この週末、僕はひたすらに青さを求めていたのかもしれない。「その青さとはなんだ?」と聞かれても説明ができない。感覚に説明を求めるのって何か違う気がするな。大体のことは自らの身体で感じるものだと思う。身体で感じられないから色んな力を身につけて武装する。それで感じたものがどこまで響くのか、それが正しい答えだとは僕は到底思えない。何にせよ、自分の意見は絶対必要だ。全てのことに頷き続ける人生だったらそれは「他人生」だ。渋々やらなければいけないことは確かにある。ただその中でも忘れてはいけないのは自分自身の感性だと思うな。eastern youthの「感受性応答セヨ」を聴くとします。