まだまだやれる。

8月27日(木曜日)

朝からThe Strokesを聴いた。ハードオフにて110円で買った「Room On Fire」というアルバム。シンプルにかっこいいなと思った。ロックンロールはいつだってヒーローなんだと思わせてくれるようだった。絶対にロックンロールは僕らを裏切らないと信じてる。

昼食にインスタントラーメンを食べた。前日にインスタントラーメンに手を加えてさらに美味にするという作り方で作って食べたものの、やっぱり比較しないとわからないよなということで、シンプルに作り方通りに作って食べた。それでも美味なんだけど、やっぱり前日に食べたもののが美味だった。飯田商店というお店の作り方動画のURLを載せておく。料理下手な僕でもできたので是非お試しを。

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夜はVIDEO GIRLにて練習。道中はSuffering From A Caseを聴いてた。Shipyardsも最高なのだが、それより前から最高なバンドをやってた篠沢さんマジリスペクトです。個人的には篠沢さんの歌はキウイロールって印象。Shipyardsの1stをショウさんと結構ハマっていた際、「キウイロールみたいな歌だね」って話してた。後に東京で篠沢さんとそれを話した際、「キウイロールは意識してた」みたいなことを言っててテンションが上がった。

スタジオ練習はサラッと既存曲の確認をして新曲作り。新曲は凄く不穏な空気感。ちょっとギターは何しようか定まらなかったけど、クリーン+コーラスでポロンとやってみようとなった。ベースとドラムがドッシリ構えてる分、ギターは何でもできる。1スタジオ1曲のスタイルはEmitationに似てるなぁと思った。ペースは早い。即興性をもっと鍛えていかないといけないなと思った。なんとなく、ギター上手になれそうな予感はしてる。ギタリストって感じ(笑)新曲の参考曲が結構かっこよかったです。めちゃくちゃ有名らしいけど、知らなかったです。

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スタジオの休憩中にメロコアの話をしてたので、帰り道はNOBでも聴いて帰ろうと思ったけど、Bluetoothの調子が悪く音楽が聴けないのでテレビを点けてみたりラジオを聴いたりした。最終的にはラジオで落ち着いたんだけど、知らない音楽を聴きながら帰るのも悪くないなと思った。特別何か響いたわけじゃないけど、何か響いたら良いなと思う。

 

8月28日(金曜日)

昼から諸用の為、名古屋へ行く。久々に乗った東山線は空気が淀んでた。なんとなくだけどそう思った。諸用を済ませて、昼食でもと思ったがなんかめんどくさくなり帰宅。最寄りのコンビニの親子丼を買って食べた。玉子沢山使った料理は基本美味。そもそも料理自体ほとんど美味なのだが。

夕方、Emitationでのライヴの為、stiffslackへ向かう。車内BGMはBONESCRATCHでブチ上げて行ったら道を間違えた。あるある。到着したらONIONRINGの面々は揃っていたのでリハをしてた。リハの時点で激かっこよかったです。新川さんと外で少し話す。こんな状況でもとにかくやっていかないとと話していた。やらないよりやることに意味がある。正解不正解は個々が決めることだなと思った。

20時10分頃、ライヴが始まる。久々に見たONIONRINGはそれはもう凄まじいライヴをしていた。普段よく見るハードコアパンクのライヴにある熱量とは違って別の熱量を感じた。そこに楽曲の良さや演奏技術が加わって、凄く「音楽」を感じたし、やっぱりメロディックパンクは最高だなぁと実感した。BUNS RECORDSのコンピに入ってる「A View I Want To Show You」はとにかく最高だった。2013年にTHEIR/THEY'RE/THEREを聴いてから作った曲と言っていて、Emitation結成の時のことを思い出したし、勝手にシンパシービシビシ感じた。

続いて僕らEmitationの出番。いつぶりのライヴだろうか?2020年は初めてということは間違いないのだが、凄く楽しくやれました。どうせやるなら何でも楽しい方が良いっしょ。時に厳しさも大事ですけど、いかにファニーになれるかをここ数年で大事にしてる。ベースの音作り、もっと聴きやすくしたいなと思った。音量ではなく何かを学びたいです。

ライヴが終わって久々に会う人と話をしたりした。名古屋でMelody-Go-Roundというイベントをやってるユミさんがめちゃくちゃ近所に住んでいたり、by the end of summer山口君の絶賛コメントを聞いたり、ONIONRINGにバンドゴシップやツアーの話とか聞いて凄く楽しかった。全国津々浦々回って来たONIONRINGからすると寿司は日本海側が美味らしい。特に金沢はオススメだとか。そんなツアーの話を色々聞いていたら遠征に行きたくなった。Emitationの5月にリリースした7インチのレコ発ツアーは遅くなっても良いからやりたいなと思った。遠征行って車内で大盛り上がりしてライヴの時にはちょっと疲れてるアレをまた体感したい。Crows Caw Loudlyも音源を作ったりする予定があるので、できる範囲でツアー行きたいな。本当なら来年はいろんなところでライヴやる構想はあったんだけど、ちょっとタイミングはズレそうかな。みんなが何も考えることなく楽しめたら良いよね。

山口君を中村区へ送り届けて、帰路へ。BGMは銀杏BOYZの「DOOR」を爆音で。意味はない。ただなんとなくライヴ終わりに1人になって銀杏BOYZが聴きたくなった。こんなライヴの帰り道はなんだか初めてかもしれない。哀愁漂う車内に銀杏BOYZの雑音が響き渡る。ライヴ凄く楽しかった。バンドをやるからにはライヴがやりたい。毎日とか毎週とか毎月とか年に1回とかいろんなペースはあるけど、やれるレベルでやれたら良いとは思う。生活を犠牲にしてまでもやるものでもないと思うし、何より生活が第一。衣食住に加えてバンドがあるみたいな。幸い僕は4つバンドやってるのでなんやかんやでライヴはやれそうな気がする。自主性を持ってやってる人が多いし、それぞれの友達とかも違っててその友達とかを繋ぎ合わせていけたら面白いことがやれるんじゃないかなと思った。以前、Crows Caw Loudlyとquiquiの共同企画のZINE(※)でVACANTにインタビューしたんだけど、「愛知の音楽シーンに思うことはありますか?」の問いにエイさんが「もっと乱れ交われば良いのに。」と回答してくれた。まさにそういうことなんだなぁと思った。それを実現したいと僕は思っている。やれることはまだまだ沢山あるだろうけど、やるかやらないかの二択なんて答えは簡単だ。

(※)ZINEはイベント中止に伴ってネットで公開したので興味ある方は下記URLよりダウンロード可能です。

www.dropbox.com

 

8月29日(土曜日)

朝からClimb The Mind / The Fire Wood Projectのsplitを聴く。Climb The Mindの新曲が最近の曲と違って勢いがあって凄く良かった。初期音源集「とんちんかん」に入っていてもおかしくないようなそんな感じ。僕は勢いがあるのが基本的に好きなので「とんちんかん」は凄く聴いてます。そもそも初期のClimb The Mindとか全く知らないので。good luck with your funのノグワイさん曰く「とんちんかんはモグリ」らしいですが、めちゃくちゃモグリっす自分って感じです(笑)それにしてもTHINK FIXでClimb The Mindメンバーと一緒にバンドやってるのって凄いことだなと思った。色々バンドやってるけど、自分のポンコツさはどのバンドでも露骨に出てると思うけど、そこは頑張っていきたい。勢いだけじゃダメだけど、勢い殺すくらいなら勢いだけでいきたいとも思ってます。

昼食はサブウェイを買って来て食べた。ポテトとドリンクもセットにしたのだが、今なら無料でSサイズをMサイズに変更できるというの注文した後に知り、Sサイズになってしまった。店員さんも教えてくれたら良いのにななんて思いつつもちゃんと見なかった自分が悪いのかと反省。相変わらずサブウェイの注文は難しい。

YouTubeにて世にも奇妙な物語の「懲役30日」ってやつ。結構、映像の雰囲気古いからかなり前のものなのかな。当時ではありえないような話だったのかもしれないけど、今なら本当にありそうなことでめちゃくちゃゾッとした。

よしもと黄金列伝というお笑いコンビの半生を振り返るみたいな番組のジャルジャルの回を見返してたら気付いたら寝ていた。映像を見ていて途中で寝てしまうことが最近多い。この間は、金曜ロードショーでやってた「コクリコ坂」を見てたのに途中で寝てしまって全部見ることができなかった。ジブリ作品1つもフルで見たことない。かまいたちの山内と全く同じだこれ。

起きてからフラワーカンパニーズを聴く。「チェスト!チェスト!チェスト!」ってアルバム。「元少年の歌」めちゃくちゃ良かったな。大人だって子どもと一緒なんだよみたいなね。前日にトモキ君とアニメ「宇宙よりも遠い場所」についての話をしていて、「これを見て泣くか泣かないかは重要」みたいな。感情の押し付けはよくないんだけど、やっぱり熱い友情を冷めた目で見るような人にはなりたくないなぁと思った。みんな昔は熱い友情語りあったんじゃないですか?友情ではないんですが、小学校の時に好きな女の子の話をする際になぜだか布団を被ってその中で話す「語り」ってイベントしてたなぁ。何話してたんだろう?内容までは思い出せないけど、そういうくだらないことが超重要だと思うわけです。

夜、Huluにて「節約ロック」というドラマを見る。月曜日の深夜に再放送されてるらしく、その放送が終わったらHuluにて配信される模様。節約をテーマにした話で全然ロックではないんだけど、節約に対する姿勢はロックだなぁと。また実戦できることばかりなのが良いね。野性爆弾くっきーが音楽偉人になって出てくるのがドラマ関係ナシにシンプルにくっきーなのが面白い。ドラマってほとんど見ないけど、珍しくハマってる。

 

8月30日(日曜日)

朝6時30分頃起床して、朝ラン決行。いつもの道を3km程走る。まだまだ暑い日は続きそうな予感のする朝。日差しが肌を焼く感じが厳しい。足の痛みも無く走り終えてシャワーを浴びる。ラン後にシャワーを浴びた後はなぜだか汗が止まらない。扇風機として使ってるサーキュレーターの風量を強にして浴びながら録画したお笑いネタ番組を見た。

朝食はホットサンドを食べた。スパムと玉子とかいわれ大根をブチ込んだもの。スパムって初めて食べたけど、めちゃくちゃジャンクで美味でした。沖縄の人はめちゃくちゃ食べてるとかなんとかで羨ましいなと思った。

高速道路を使って岡崎市へ。一宮ICから乗ると65kmも走ると知る。意外と遠いな。高速料金は1100円位で意外と安かった。実家で昼食を食べて、釜春といううどん屋へお土産用のうどんを購入して東岡崎駅付近の乙川へ限界破滅GIGを見に向かう。

乙川へ到着するとまだ絶賛準備中という感じでした。Acute榊原さんと日陰で話す。今回使う機材のことやゲリラ的に行っていることなど様々。聞けば基本的にはずっとゲリラ的にやっていたらしい。僕自身、野外でやってる限界破滅GIGに行ったことがなかったので単純に凄いなぁと思った。13時頃になると人はぞろぞろと集まってきてライヴが始まった。初めて見たABIZMOめちゃくちゃかっこよかったです。多分、System Fuckerのメンバーからなるベースレススリーピースバンドでした。ノイジーなギターと勢い全開なドラムに圧巻。また女性Voの叫びってのも最高でした。ABIZMOのライヴが終わって川の上の道を見たらPROLETARIARTのゴローさんが警察と話している光景が見えた。GYROのセッティングが終わったのにも関わらず一時不穏な時間が流れていたが、なんとかライヴ開始。ダイさんはライヴハウスと変わらずあっちいったりこっちいったり飛び跳ねていたり、膝をついて叫んでたもんだから膝から血を流していながらのライヴは熱量を感じた。GYROがライヴを終えるとまだ不穏な空気感は続き空白の時間が流れた。しばらくしてダイさんがマイクを取りPROLETARIARTのライヴを残して「中止」となった。「自分たちだけではどうしようもないこともある。」とダイさんは言っていた。パンクと市民の共鳴はきっと今後ずっとないことだとは思う。ただ、ダイさんは「また違う場所で形を変えてでもやる。」みたいなことを言っていた。今日のライヴに行って自分でもやれることがあれば何かやろうと心から思ったし、地元の先輩達が今だに遊び場を探してる現状に少しでも関われたらなと思った。どこか良い場所はないものか。何かあれば提案してみようと思う。写真は帰る直前に撮った1枚しかない。

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予定よりも早く終わったので、バナレコへ行った。久々に来たバナレコは相変わらず面白そうなレコードが売っていた。Theピーズ「アンチグライダー」、The Like Young「The Timid EP」、Bis / Heavenlyのsplit、Midvale「First Aid Airmen」、Armstrong Secret Nine「The Corpse Came Calling」、Ebulltionのコンピ「Amnesia Compilation」を購入した。知らないバンドが多いが、ジャケットとコメントを見て買った。コメントがあるとコメントとジャケットから色々想像できる。たまにハズレはあるけど、バナレコ岡崎店でハズしたことないなぁ。

ヴィレヴァンへ行き、押見修造の漫画「血の轍」の最新刊を購入し、店の目の前に出店していたコーヒー屋のアイスコーヒーを購入して稲沢市へ戻る。車内BGMは見ることができなかったPROLETARIART。そのスピード感に乗りながら東名、名神を爆走。あっという間に家に着いた。また、今年は無理かもしれないが来年は必ず岡崎でライヴをやろうと決意した。こういうのは自ら言っていかねばと思うわけです。

帰宅後、再び家を出て一宮市の「丼丸」という海鮮丼の店でテイクアウトをし、シャトレーゼでケーキ等を購入した。全品500円の海鮮丼はめちゃくちゃコスパ良いなと思った。また必ず行きたいと思った。ケーキもめちゃくちゃ美味で最高でした。

なぜだか風呂に入りたくなり、浴槽に湯を張る。家の浴槽に浸かるのは何年ぶりだろうか。多分実家いた時だけど、そもそも湯船に浸からないタイプなので覚えていない。風呂を上がるとずっと体が熱い。止まらない汗と扇風機の風が夏っぽい。まだまだ夏なのに何をやってんだ。真冬になったらまた湯船に浸かろうと思った。年1回で良いかな。他は銭湯行けば良いし。

楽しい週末だった。ライヴをやるのも見るのもやっぱり楽しいし、この為に生きてんだなとつくづく思った。まだまだワクワクしたいしドキドキしていたい。音楽は素晴らしいものだ。