ラリルレロ。

9月17日(土曜日)
朝早く起きてギター弾いたりレコード聴いたりしてた。斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」の7インチのジャケット兼歌詞カードで謎の空白ページあって笑った。確かLIFE BALLにもあったっけな?爆風スランプの「旅人よ」の8cmシングル聴いてたら8cmCD良いなぁと思った。意外と収録時間もあるし。そんなことからプレス費用を調べてみたりして。8cmCDと言えばやっぱりロカストを思い浮かべるね。
Crows Caw Loudlyでライヴがある為、昼頃家を出る。岐阜市でのライヴということで国道22号を走るのだが、まぁ渋滞している。3連休ということを忘れていた。途中割り込みした車にイチャモンつけてる車が目の前に現れて通れないからクラクションを鳴らしたら急発進して右往左往しながら走り去っていった。なんだったんだあれは。
1時間以上掛けて岐阜市へ。柳ヶ瀬Ants前のパーキングにバチッと車を停めて前から気になっていた天ぷら屋へ行った。8席くらいしかないこじんまりとした店。メニューの1番上の定食を頼んだ。野菜天が選べるシステムがめちゃくちゃ良かったな。タマネギの天ぷらめちゃくちゃ大きくて美味でした。コスパも良くて良い感じ。また行きたい。
アーケードをふらふらしてからライヴハウスへ行く。柳ヶ瀬Ants初めて行ったけど、めちゃくちゃ良い雰囲気でした。壁際にある長椅子?がなんとなくHUCK FINNを彷彿とさせるね。リハをしたけど、やりやすくてやっぱりライヴハウスって良いなと思った。スタジオも良いけどライヴハウスもやっぱり良いね。
ライヴ前に何でか外へ出たら、見覚えのある人が歩いていた。by the end of summerの山口君に似てるなぁと思ったらまさかの本人登場でした。隣にはExcuse To Travelのナカジ君。めちゃくちゃビックリした。大垣のサウナ経由で来てくれたらしい。最高な友です。
ライヴはquiquiから始まった。どんどんネクストステージへ上がっていく感じあってかっこよかったです。岐阜でしかやらないという5人ステージ。あれを見る為だけに岐阜へ来る価値はあると思う。(※ポケットには酒の小瓶)
僕たちは3番目の出番。2番目がhotaruというソロユニットの人でさっきまでの熱気を一瞬で別の世界観へ導いていて、その後だったのでいつもとは違う緊張感があった。とは言え、ライヴをやってみればいつも通り楽しくやれたと思う。序盤で1弦を切ったけど、そのまま続行。多分間違ってなかったと思う。ライヴ後、魚頭さんに「良かったよ」と言ってもらえたの嬉しかったです。潤平君のことを「MAN★FRIDAYの田辺君みたいだね」と言っていた。歩さんも同じことを言ってたらしい。(※潤平君が見つけたNINE DAYS WONDERのライヴ映像を見たらめちゃくちゃピンときました。)

魚頭さんにアンプの調子が悪いことを説明する。色々教えてもらえた。アンプの使い方は人それぞれ。爆音で鳴らすのはアンプをイジメてるのと同じらしい。それでもやっぱりそっちのが好きだな。まだまだ知らないことだらけだ。アンプは魚頭さんにそのまま持ち帰ってもらって見てもらうことにした。
トリのCONGRATULATIONSのライヴは圧倒的な力を見せつけられた気がした。個人的に普段あまり気にしないんだけど、ドラムめちゃくちゃヤバかったなぁ。難しいことはわからないけど、シンプルに音量がデカい。細かいフレーズもバチバチッとこっちまで響く感じ。それにしてもバンドは変われど憧れの人らがずっとバンドをやってることってめちゃくちゃ凄いことだし、そういう風になりたいなと思った。日々先輩らに喝を入れてもらい、気合いが入るってもんです。
打ち上げはAntsで箱打ち。とにかくメシが凄かった。中華麺を使った素麺を豚キムチで食うという初めての体験をした。中華麺の素麺は九州では有名らしい。そこは岐阜名物じゃないんかいと思いつつも美味ならOKって感じでした。箱打ちって場所によって異なるんでそれも遠征ならではの楽しみでもあるね。高崎はキムチ鍋でした。ちなみに高校生の時に岡崎のライヴハウスでの箱打ちは1人500円払って目の前のコンビニでスナック菓子、ジュース、ビールを買ってやる感じでしたが、高校生の我々はスナック菓子では満足できず、大体カップ麺を別途購入して食べてたのを思い出しました。ライヴハウスPAの人はライヴハウスの缶ビールを勝手に飲んでたの今思うと面白い。
二次会として熊野君(KUZIRA from PIZZA OF DEATH)のアテンドで九龍という中華料理店へ行った。アテンドの仕方上手すぎるし人数の数え方とか相当手慣れててメロコア界隈なんか凄そうと勝手に思いました。イハラダ君は途中離脱してしまいましたが宮川君のアテンドで無事に車で寝ました。
魚頭さんがひたすらやべぇと言ってたホテルの部屋(402号室)を皆で見に行ったら何かとホラーな感じでした。冷蔵庫と机の配置、ユニットバスの締め切ったカーテン、ベッドの下の異常な汚さ、床の謎染み等、とにかくアバンギャルドな部屋でした。何よりヤバかったのはエアコンガンガンにかかってて窓開いてるのに異常に寒かった気がする。
近くのファミマで1時間位喋って解散した。結構酔っ払ってて面白おかしい話ばかりしてた魚頭さんが時よりビシッとしたことを言い出す瞬間とかやっぱりこの人凄いなと改めて思ったし、凄くタメになる話が聞けたと思う。最後のあの場までいて良かったなと思った。
3時頃帰路へ。出発してすぐにめちゃくちゃ雨が降り出したのでめんどくさくなって高速で帰った。前見にくくて別のめんどくささはあったけど、信号待ちとかのまどろっこしいことは無くスッと帰れたし、着いた頃には雨が弱まって機材も楽に家に入れれた。シャワーを浴びて良い1日だったとサーキュレーターの風を浴びて涼んでから寝た。

8月初旬に札幌、9月中旬に群馬と岐阜といった感じでこの夏は県外でのライヴが続いた。(本当は8月に名古屋で企画もあったんだけど、それは延期となってしまった。)遠征はバンドのチカラを上げると思ってる。こんなのは本当なのかわからないけど個人的な感覚としてはそんな気がしてて、この3本のライヴをして今までと違った感覚も感じることができたしこれを機にまた走り出そうという気持ちにもなれた。コロナ禍でライヴやれないことが続いたけど、曲作りを進めたりして個人的にはそれはそれで良いなと思えるようになってきた。まだバンドで合わせれてない曲が数曲ある。その辺りも仕上げつつ、またライヴをやれたら良いなと思ってる。後は新曲も貯まってきてるのでレコーディングとかもね。それと今回のquiquiとの対バンで止まっている共同企画sixpackも再スタートしようという話にもなってる。自分達が面白いということだけやれれば良い。そうやって長く続けられることが1番良いや。

それにしてもバンドって最高すね。