SubHighlights vol.10~Revengeance~

4月22日(土曜日)
ちょっと前にやってたaikoが出てたSONGSがめちゃくちゃ良かったので、aikoを聴きながら朝食を作る。Horse & DeerヒデジさんのZINEの対談で「料理する時に何を聴くか?」みたいな議題があったんだけど、僕は完全に気分でポップスからハードコアまで聴くなぁとなんとなく思った。何を作るとかは意外と関係しない。つか、そもそもあんまり料理しないわ。一時期めちゃくちゃやってたのアレなんだったんだろ。あまり関係ないですが、元カノの母親がわりとaikoに似てたなと思い出す。元カノは安藤サクラに似てた。今思うとヤバい。

昼前くらいに家を出て、ixtabの為に予約しておいた宿のチェックインを済ます。GOHの時も使わせてもらった「音速」というファストな名前のホステル。基本的には2段ベッドの相部屋で苦手な人は苦手かと思うんですが、4人以上で行けば個室予約できるので長楽無き今はかなりオススメできると思います。場所は旧納屋橋まねきねこの近くなんでちょっと微妙ではありますが。1人3000円+タオル歯ブラシ300円位です。時期によっては変わるかもしれません。

鶴舞studio flamの目の前に車を停めて、徒歩で大須方面へ。中警察署の前を通って元KAT-TUN田中を思い出しつつ最高なカレー屋クミンへ。前回は目の前のパーキングのポール等を破壊する事故を起こした直後に食べたので若干気持ち落ちながら食べたんですが、今回は何もないフラットな状態で食べれたのでめちゃくちゃ美味でした。どうも近々テレビで紹介されるらしい。これから混むんだろうな。ギリギリのタイミングで来れて良かった。また必ず行く。

ギターの弦の滑りをよくするスプレーを買う為に大須へ。2店くらい行ったけど売ってなくて、コメ兵行こうとしたら楽器屋は無くなってた。最後の希望を持ってBIGBOSS(not 監督)へ行ったら売ってました。が、まさかの定価でめちゃくちゃ高かった。店員さんもバーコードを読み取った後に思わず商品棚まで値段確認しに行っていた。僕らのハードオフであれば半額くらいで買えるとは思いつつも必要なものなので仕方なく購入。モヤモヤしたけど、コンビニでガリガリくんを食べてリフレッシュ。ゼクシィ大量買いしてた人いたけど何者なんだろう。

by the end of summer山口君と合流して、by the end of summerの久保君がいる喫茶店「新潟」へ行く。久々の再会。久保君はビールにスパゲッティ、僕はアイスコーヒー、山口君はレモンスカッシュを頼んだ。店員さんがレモンスカッシュのことを「レスカ」と呼んでた。確か伝票にもそう書いてあった。後で調べると昔の人は結構そう呼んでたらしい。今度喫茶店とか行った際にはかっこつけて「レスカお願いします」と言ってみたい。
studio flamへ行きby the end of summerの宮崎君、小西君と合流。これからスタジオ練習とのことだったので僕は早めに準備をする。スタジオ店内には店長の弾き語り生BGMが延々流れてました。ドラムしかやったことなかったが、55歳からギターを始めたらしいです。面白いお店だよ本当に。

17時から会場設営を急いで行い予定通り17時30分頃には準備を終えることができた。この場所にもだいぶ慣れてきた。勝手にホーム感を感じてしまっている。

18時に予定通りCrows Caw Loudlyを始めた。1弦のチューニングがおかしいなと思って曲の合間でチューニングしてたら弦が切れた。トモさんがSGを貸してくれてめちゃくちゃ助かりましたし、僕のギターの切れた弦も張り直してくれました。SGめちゃくちゃカッコいいなぁと思いました。1度使ったが故に欲しさ増してます。潤平君はベースの弦切ってた。しかも4弦。気合いの現れだと頭の悪い僕は思いました。CDやレコードには無いライヴ感ってコレですねと無理矢理正当化する。
2番手はby the end of summer。京都のエモバンド、いや、日本のエモバンドと言っても良いかと。そんなライヴをしてた。山口君がassfactor4のTシャツを着てたのが爆上がりポイントのひとつでした。つか、山口君の携帯の待受はassfactor4だった気がする。好きすぎてヤバい。山口君は事あるごとに「ヤバい」と言うのでヤバい。
3番手はixtab。カオティックハードコアってコレでしょ!と言わんばかりの目まぐるしい展開で完全にブッチぎってた。去年リリースしたレコードも勿論最高なんだけど、やっぱりライヴが最高なバンドだなと思った。新体制も凄く良い感じでドラムのシンバル類ガシガシ叩くところめちゃくちゃ良かった。
4番手はundermark。2バンドが良いライヴしててめちゃくちゃ楽しんでて一気に緊張感増しました。自分ではどうだったのか判断はつきませんが、やっぱり声を出すことによってテンションはアガるなと思った。

ライヴ終えて、物販のところにいたらixtabやby the end of summerの音源やTシャツが売れてて、ライヴを企画して良かったなと思いました。友達の良さを紹介できたと思います。

打ち上げは近くの居酒屋で良い感じに奥の席を使わせてもらいしっぽりかつ楽しくやれた。個人的ハイライトとしては和田君のアツさに僕ガチ泣きというところでしょうか。絶対に俺はメンバーを裏切らないと強く思った。あとは関西から見に来てくれてた方がかなりインディーシーンを掘っていて、めちゃくちゃ凄いなぁと思ったし、意外とバンドやってる人よりもバンドやってない人のが詳しいんだなぁと思いました。本当に感謝です。

打ち上げを終えて、ixtabとthe grass gardenジョー君の5人で近くのラーメン屋へ行く。なんの話をしたかはわからないけど、なぜか男気ジャンケン始まってジョー君が勝ち残りそうになってたのめちゃくちゃ面白かった。

ixtabと泊まる宿まで歩く。深夜の大須商店街は不穏な空気が漂いまくってました。アカペラで熱唱してる人がいたり、大須観音に人間に模したハトがいたりで面白かったです。宿に着いたらすぐに寝た。僕は朝までグッスリいけました。

4月23日(日曜日)
8時起きのつもりが7時に目を覚ます。シャワー室が空いていたのでシャワーを浴びて皆が起きるのを待った。とりあえず身体のあらゆるところが痛かった。

全員身支度済ませてからモーニングをしようと近くの喫茶店へ行ったが行列ができていた。最終的に名古屋城へ行くことにしていたので近づきつつ喫茶店があれば寄るもどこも行列ができていてなかなか入れず。結局、円頓時商店街にある喫茶店で10分くらい待ってモーニングをする。テラス席にはスラムダンク安西先生がいました。安西先生が頼んでいたサンドウィッチが美味そうだったので追加でサンドウィッチも食べた。エビカツサンドはやはり最高。つか、モーニングをする為に並ぶということは本格的に「名古屋=モーニング」なんだなと思った。なんか不思議だね。

徒歩で名古屋城へ。遠くからは見たことあるけど入場料払って敷地内へ入るのは初めてだった。そんなに城のこととか歴史に興味ないけど、間近で見た名古屋城はただただデカかった。カラスが水浴びしてたの見れたのが良かったな。

愛知県庁と名古屋市役所の外観を見てから矢場町の味仙へ行く。行くと大体台湾ラーメンアメリカンを食べるけど、今回は気合いの通常の台湾ラーメンを食べた。やっぱりむせた。ixtabもみんなむせてた。つか、味仙の酢豚が完全に油淋鶏だったの面白かった。いつ食べても青菜炒めは美味すぎるのだ。

その後、車が停めてあるパーキングまで歩く。今日歩いた距離は大体11kmはいっているっぽい。相当歩いたからか、朝痛くなかった足の部分も痛くなる。
駐車場でixtabを見送る。5時間くらいかけて帰るとのことで無事に帰ってほしいと思う。それにしてもやっぱりこの別れの瞬間のなんとも言えない空気感がいつも苦手だ。また会えるはずなんだけどやっぱり寂しいね。ライヴして次の日遊べて楽しかった代償は大きい。またね。

去年夏に開催予定だったライヴを延期として改めて開催することができて凄く良かったなと思う。しかもby the end of summerも出てくれることになってパワーアップして開催できたのも物凄く良かった。沢山の人が見に来てくれて用意したビールも全部無くなったり、全バンドの物販も売れたりでめちゃくちゃ良い雰囲気でやれたと思う。こういう日が沢山続けば良いなと思うけど、僕は自分の意志を持って自分がかっこいいなと思うバンドを呼んで友達に紹介したりしたい。数十人の前で伝説は生まれるとかあるけど、別に伝説はいらないわけで、かっこいいバンドが音を鳴らし続けることに意味があると思う。その為にはやる場所も必要だけど、こうやって企画をするバンドや人が絶対に必要だと思う。待っているだけじゃ何にも広がらないし何もできない。なんかよくわからないけどかなり自信がついた。根拠なき自身を大事にしてる。これからも意味わかんないかもだけど、自分のやりたいことやっていこうと思う。最近書いた歌詞が今になって我ながら響いてる。