ワルイオカシタチ。

5月13日(土曜日)
この間ハードオフで買ったGUSというバンドの7インチを聴いた。ジャケが気になったので買ってみたけど、かっこよかって良かったです。やっぱりアートワークって大事だし、音楽と通ずるところありまくるなぁ。
小谷美紗子のOutというアルバムが好きだ。確かトリオ編成の最終作だったと思う。曲も当然良いんですけど、ベースのうねり具合が最高にかっこいいですね。


昼間、漫画を読みながら寝てた。起きた時に週末を感じた。毎日が週末になりたい。
undermarkの練習の為、今池へ行く。雨めちゃくちゃ降ってた。雨の日の車移動はわりと好き。
新曲作りをした。ギュッとしてガツンとした曲ができそう。これはベースめちゃくちゃ頑張りどころだなぁと。
帰りにコンビニの無料引換で酒を貰って帰った。録画したバラエティー番組やドラマを見ながら飲んだ。シガテラの漫画は読んだ記憶はあるけど、あんまり覚えてない。また漫画読みたいなぁ。

5月14日(日曜日)
朝からPITTYとJello Biafra With Nomeansnoを聴いてブチ上げながらVIDEO GIRL用のエフェクターボード組んでみる。少し小さめのボードになんとか収まった。できればデカめのチューナーを入れたいところでしたが、さすがに厳しかった。チューナーとパワーサプライは他のバンドの時には抜くようにするけど、それなりにまとめられて良かった。
昼12時にVIDEO GIRLが出演するillegal corianders企画の告知解禁があった。新栄のOTISというバーでのライヴを当日の昼間に告知するといういわゆるゲリラ的なライヴ。面白い試みにワクワクしてた。

昼からVIDEO GIRLで少しスタジオに入る。道中のBGMはSNOTTY。完全にブチ上がる。途中で転がってる車を見た。
夕方、新栄OTISへ行く。地下への階段を降りるとかなり狭い空間にドラムセットとギターアンプ、ベースアンプが置いてあった。illegal coriandersの私物らしい。箱の大きさに対して機材が本気でテンション高まった。
サクッと準備を済ませて、1番手illegal coriandersがいきなりバーをぶち壊すくらいの轟音をぶちかます。詳しくはわからないがベースの4弦、ギターの6弦はCだったので2音下げチューニングだった。完全にあの地下室を埋め尽くしていた。基本ヘヴィーで時にファストでめちゃくちゃかっこよかったです。
2番手はThe Grass Garden。前回のVIDEO GIRL企画ぶりのライヴで2回目のライヴらしい。機材の準備とかもあって少ししか見れなかったけど、前回の初ライヴよりも更に堂々としていてキレッキレなライヴをしてた。
3番手は我々VIDEO GIRL。前半でギターのストラップが切れた。トゲトゲギターなので良い感じのところに引っ掛けられてなんとかなったりならなかったり。最後はマイクスタンドがギターになった。やればできる。尋常じゃない会場の熱気と暑さに2019年のquiqui、Crows Caw Loudly、pleasure and the painでやったstudio flamのライヴを思い出す。
4番手はPunk Tribe Brothers。ベースとドラムにリズムマシン等の2ピースバンド。初めて見たけど、ああいうのなんて言うんでしょうか?ディスコパンク?ポストパンク?自然と体が揺れて気持ちが良かった。illegal corianders江崎さんが最高潮にブチ上がってたのも良かった。
5番手最後はpleasure and the pain。久しく見れてなかったので対バンと知ってから凄く楽しみにしてた。前に見たのがいつどこだったか覚えてないけど、その時よりもキレ味増し増しのぶっちぎったライヴだった。服部さんのギターで結構オクターブ奏法する曲があって、そのリフがめちゃくちゃかっこよかった。オクターブ奏法ってちょっと単純になりがちと思ってたけど全然そうでもないことが自分の中でわかった。すぐ取り入れたいと思う。
ライヴが終わってからは皆で持ち込み機材を片付けたりした。こういう皆で協力して何かをするってことが多分パンクなんだと思う。トラックの荷台に積まれたアンプらの姿は少し滑稽だった。
打ち上げで杏花村へ行く。前のVIDEO GIRL企画の時と同じメンツなのちょっと面白かった。今回の企画は前回のVIDEO GIRL企画の打ち上げのノリで決まったものだという。たまたまその席にいなかった僕はなんのことやらって感じだったんですが、そういうノリが大事なのはよくわかった。そして地元のバンドだけでガツンとやるライヴも愛知県最高だなと思えてめちゃくちゃ良かった。なんか一時期そういうのはどうなのか?とかくだらないこと考えていたけど何も考えなくて良いんだなぁ。後は、凄い人はなんかしらおかしいねって話、結構わかるなと思った。たまたまなのかもしれないけど、やっぱ独特な感性の人ってかっこいい人が多い。そういうところに憧れるものの到底自分にはなれっこないなと思うわけです。平々凡々に暮らしているなぁ僕は。
帰り道、The Grass Gardenのデモとpleasure and the painの去年出たテープの音源を聴いて帰った。ライヴやっぱり楽しいね。考え方、感じ方は人それぞれだけど楽しくバンドがやれたらそれで良いな。言葉には多分意味はない。あるようでないのだ。全てを語らなければわからないようなそんなやつにはなりたくないね。
右の太ももをやってしまったようだ。めちゃくちゃ痛い。それも含めてライヴだ。まだまだオトナにはなれませんね。