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10月12日(土曜日)
先日購入した雑誌POPEYEを読む。名古屋のSIBAFÜだったり大阪のTIVEが載ってるとかという情報が出回っていたので買ったんですが、知らないバンドの情報が沢山載っていて気になるバンドはApple Musicで検索して聴いてみてと繰り返してみる。こういう時サブスクは便利すぎるなと実感。生活の設計というバンドが凄く良かった。恋する円盤というバンドをやっていた人のようで、恋する円盤は1枚ミニアルバムを持っていて良いなと思っていたバンドなのである。全く今もバンドをやっていることは知らなかったけど、良いもんは良いんだなと妙に納得する。まだ1冊まるっと読めてないけど、聴いた中では台湾のイルカポリス、東京のハシリコミーズ、アメリカのLip Criticがかっこ良かった。あと角張さんのキウイロールの記事も良かった。

静岡県浜松市の長坂養蜂場へ行き、ハチミツを購入する。別にハチミツラヴァーとかではなく、同じ苗字の人がやってるというしょうもない理由で行ったんですが、試飲した生姜のハチミツ漬けを水で割った飲み物が美味すぎたりして今後しばらくハチミツライフが続きそう。赤いTシャツを着まくる日も近い。Winnie The Pooh!!

先週カプセルホテルで1巻だけ読んだ漫画ブルージャイアントを探しにブックオフを巡るも無かったので諦める。面白すぎて売ってないのか?10年も前の漫画なのに?とグルグル回るも無いものは仕方ないのでメルカリで購入する。

夜はキングオブコントを見る。ラブレターズの優勝はアガった。ラブレターズがネタ終わりに司会席来るまでに妙な時間あったのは絶対に靴履き替えていたからだと思うとそこも笑えたな。芸事については同じコントとは言え、好き嫌いあるんで審査するのは難しいだろうなとは思う。個人的にニッポンの社長はひたすらに笑った。放送終了後、ニッポンの社長YouTubeチャンネルにやってたネタがアップされたので再び見て笑った。

10月13日(日曜日)
朝イチのレコードはSPAZZで気合いを入れる。続けて先週対バンしたHORSE&DEER。真面目に不真面目をモットーに生きようと思う。

少し早めに鶴舞へ。天気も良いから散歩がてら公園でもと思ったがあまりの暑さに引き返して車でギターを弾く。珍しく名リフ生まれたのでは?と思うもこれを書いている今はもう忘れてしまうのでnot名リフ。唯一録音していたまぁまぁのリフは聴き返したら完全にBONESCRATCHだった…。

12時前にタクと合流。「昼メシ行こうぜ!」と誘ったタカ君がまさかの寝坊ということでタクとサシで近くのハンバーガー屋でハンバーガーを食べる。前日に岡崎市が誇る最高ハンバーグ屋ぎんごんちゃんでハンバーグを食べたのに約24時間後にはハンバーガーを食べている。分厚いハンバーガーを食べてライヴ前に口を大きく開く練習だとポジティヴに考える。

13時過ぎから鶴舞DAYTRIPで出演バンドのリハをどんどん続けていく。前回はタイムスケジュールカツカツだったけど今回はみんなの協力もあってめちゃくちゃスムーズにいった。KEVLAR UPPERがリハの時点で良くてビシッとする。ジャズマスター+ハイワットの組み合わせを見てCrows Caw Loudlyの自分かのように思えた。エフェクターとかよくわからなかったけど凄く良い音鳴らしてた。VIDEO GIRLが最後にリハをしてオープンスタートを待つ。大体10分押しでライヴスタート。

VIDEO GIRL…1番手から我々。やっぱりライヴハウスは音が聴き取りやすくやりやすかった。良し悪しはわからないけど冷房ガンガンだからか汗の出が悪かった気がする。

DISIST…前にHUCK FINNで見て久野さんと激烈にシビれたバンド。久々にライヴを見たけど、あの時と同じように激烈にシビれた。Voの独特なステージングがツボ。

SIBAFÜ…久々に見たけどめちゃくちゃかっこよかった。絶妙なストップアンドゴーとバンド全体の勢いがより増してて凄まじいライヴだった。

Junji Ono a.k.a. NOISECONCRETE…ソロで見るのは初めてかもしれない。あんまりこういったサンプリング等を使ったノイズって見たことなかったけど凄く惹きこまれた。

ABIZMO…個人的にこの日1番ヤられた。めちゃくちゃ久々に見たけど、ドラムが変わったからかより鋭さを増してた。荒々しいドラムはドラムで良さもあるけど、カチッとしたドラムはドラムで疾走感を増してた。会場の空気もABIZMOで大きく変わった気がする。ILLEGAL CORIANDERSの江崎君のダイヴがその瞬間だったような気がする。楽しんでる友達とかを見れるのは最高の瞬間である。

Suicide Solution…leech中村君が別でやってるバンドでVoはNegative Sunと聞いて楽しみにしていた。爆音の中でロウが効いたデスボイス(?)みたいなVoが乗るもドラムはわりと軽快なリズムを刻んでてめちゃくちゃ不思議でかっこよかった。それにしても中村君沢山バンドやってて凄い。

KEVLAR UPPER…Iron LungからリリースしてるLAのバンド。Dビートを使って疾走感ありまくって強烈にかっこよかった。Voは体も大きくハードコアバンドっぽい雰囲気だけどベースとギターはシュッとしていたのも個人的にグッときた。使ってるギターもテレキャスタージャズマスターだったけど、凄まじい音を出してて最高だった。どうもベースの人は俳優もやってるらしい。フロアもぐっちゃぐちゃになってて1番の盛り上がりだった。leech根本君のダイヴめちゃくちゃかっこよかった。

ライヴ後、タクに紹介してもらってABIZMOのギターアツミ君と少し喋る。ギリギリ被ってないけど中学の先輩で共通の知り合いもいた。ギターのチューニングのやり方を教えてもらったり、直接ではないけど間接的にSex Pistolsを教えてくれた近所の人と中学生の頃バンドをやってたとかでなんだか親近感がわいた。ILLEGAL CORIANDERSの江崎君、マコト君がカレーを爆食いしていた。江崎君のことは「江崎さん」って呼んでたけど、「さんはやめろ!」とお叱りを受けたのでこれからは江崎君と呼ぶことにする。splitリリースして一緒に遠征も行って、今までよりもより一層身近になった感じが凄く嬉しいです。パラパラと帰って行く人もいる中、深夜3時くらいまでライヴハウスで喋ってた。見に来てくれたKillerpassカズキ君とも沢山話すことできたのが嬉しかったし楽しかった。この人の音楽愛は凄まじいと再認識。

4時前には家に着いたと思う。新聞配達の人と鉢合わせたので「こんばんは」と言ったら「おはようございます」と返されたので「朝帰り」ってヤツだと気付く。シャワーを浴びて楽しかったなーと思ってたら寝てた。

8回目のVIDEO GIRL企画(僕が入って2回目)も来てくれた人も出てくれた人も良い雰囲気で楽しめたんではないでしょうか。普段あまり交わらない人らも交わってやっぱり何かに縛られるのは良くないなと思ったし、結局みんな音楽好きなんだなと思えた。サブスクでボタン1つで古い音楽から最近の音楽を大量に聴けるけど、いつだってライヴが最新の音楽を聴ける場所だと思っている。歌詞もアレンジも定まってない新曲が聴けるのはライヴだと思うんだよね。またインターネットでは拾いきれない情報があるのも事実。やっぱりライヴって最高っすね。これからも最高なライヴを見たいしやりたい。

ってことで来週19日土曜日はundermarkで企画やります。足利からeto'oという激なバンドと、地元からは先月のCrows Caw Loudly企画でも出てもらった激クラストpleasure and the pain、名古屋エモメロディックのアニキgood luck with your funの4バンドです。eto'oは東京で対バンして食らったので暗くてうるさいバンドが好きな人は刺さるかと思います。

速かったり、うるさかったり、暗かったり、ヘンテコだったり様々なバンドをやらせてもらってるわけですがどれも僕なんです。僕は僕です。"漠"って漢字が"僕"って漢字に似てると思って入力してみたら全然似てなかった。