undermark札幌

2025年3月1日(土曜日)
3時30分頃起床。undermarkで札幌でのライヴという楽しみな日。そういう日は勝手に目が覚める。劒さんが紹介していた松浦亜弥の2010年リリース作"Click you Link me"を聴く。先日聴いた1stがアイドル前夜ならこれはまさにアイドル後夜…アイドルの枠を超えた最高アルバムでした。

5時53分の名鉄電車に乗り中部国際空港へ向かう。近くなるにつれてスーツケースが増えて行く感じめちゃくちゃ夢があった。「酒飲みてぇー」って言ってた真空ジェシカ ガク風の青年が旅のワクワク感をさらに与えてくれた。

中部国際空港へ行くと荷物預けの長蛇の列ができていた。土曜日朝イチの恐怖。無事に荷物を預けてサンドイッチを食べた。ウインナーとポテトサラダとチリソースがかかったやつ。チリソースが辛すぎて朝から胃に負担をかける。

飛行機へ乗り込み北海道へ。途中、近くを飛ぶ別の飛行機が見れたのが唯一良かった。かなり下にいたので恐らく青森県辺りに降りたのではと予測される。(どの辺りを飛んでるか把握できず、何度も"北海道上陸!"と思っていた)前の席の人が着陸15分前くらいに座席を倒しだしたのは唯一の謎である。
新千歳空港へ着いてから札幌へ移動。まずはホテルへ荷物を預けに向かうと向こうからヤバそうな集団が歩いてくる。高倉健とpenisboysの皆でした。こんなバッタリ会うとは驚きつつ嬉しかった。また5月の名古屋よろしくねって言って別れる。

荷物を預けて、みよしのへ行く。愛知で言えばスガキヤ、長野で言えばテンホウ等、地元で愛されるローカルチェーン店が1番最高なのである。カレーと餃子の定食を食べた。餃子はタレをつけてもカレーをつけてもどちらも美味である。
テレビ塔を見たりしてふらふらしてライヴハウスのある円山へ向かう。まだライヴハウスが空いていなかったので近くの古本屋へ行く。古本屋デートしてる高校生くらいのカップルが良かった。特に何も買わず、ライヴハウスへ戻ると丁度undermarkメンバーが来ていて合流。my eyes藤山さんとは東京ぶりの再会、後藤さんとは初めましてのご挨拶。

久々のREVOLVERはステージができていて若干変わっていましたが、雰囲気はさほど変わっておらず、個人的に好きな感じのライヴハウスです。やっぱりステージとフロアの高さはあまり無い方が好きです。

リハを済ませて、続いてNobody Celebrates My Birthdayのリハを見る。久々にNobody Celebrates My Birthdayの生演奏は刺激的でライヴがめちゃくちゃ楽しみになった。メンバーらとの再会も嬉しい限りです。

ホテルへチェックインしに行き、戻るとmy chordがリハの準備中。MY CHORDは音源は聴いてたけどライヴは見たことないのでリハから見たかったけど、ギター橋詰さんはリハに間に合わないようでベースとドラムのみのリハ。演奏だけでは雰囲気出ないけど、歌が入った瞬間めちゃくちゃ良くてメロディーの良さヤバすぎると震えた。

my eyesテルイさんから着れなくなったSサイズTシャツの譲渡会が始まり、潤平君と僕で全ていただいた。まだまだ沢山あるらしい。ずっと着続けれるように体調管理したいと本気で思う。

しばらくして開場するとあんな人やこんな人が来ていて今日という日は凄い日だと改めて思い背筋ビシッとした。

my eyes…Dignity For All復活を機に始動したバンドで改名というよりは新バンドということらしい。今流行ってる感じのエモって感じよりかはド直球に"エモ!"って感じでめちゃくちゃシブくてかっこよかった。

cuthbarts…当然聴いたことはあるもののライヴは初めて見た。やっぱり歌が最高に良い。弾き語りでも、いやアカペラでも全然問題ない。それくらいにメロディーが良い。最後にトモさんがギター弾いてたのも良かった。友達は大事。

Nobody Celebrates My Birthday…2022年8月の札幌ぶりにライヴを見た。とにかく凄まじいライヴをしてた。普段はあんなにニコニコしてるレオ君に完全に何か憑依している殺気溢れるライヴだった。やっぱりこのバンドは凄い。

my chord…とうとう見れました。ベースとドラムでも良かったんですが、ギターが入るとやっぱりめちゃくちゃ良くて特に橋詰さんのギター良すぎて震えた。この間久々にミニアルバムを聴いて再熱したエモ熱がさらに燃え上がっております。今ならエモキッズになれそうだ。

undermark…トモさん、潤平君凱旋ライヴ、やっぱり2人とも熱量違ってたと思う。やっぱり地元って大事。ライヴは普段通りやりつつ、やっぱり僕もテンション上がった。

ライヴ後、いろんな人と話せて嬉しかった。なんかレコードやCDで聴いていた人と普通に話せる境遇って普通にヤバい。特にテルイさんには菅野さんのこととか諸々聞けて面白かった。応援団長やっておけば良かったなーとなんとなく思いました。誰かになりたいとは思わないけど、やっぱり憧れの人には近づきたい。最後に大阪から見に来てくれたナカジ君のシンデレラタイムが来て寝出したの相変わらずでヤバかった。いつもありがとうございます。

ホテルへ戻りシャワーを浴びて寝た。

札幌で活動していた(またはしている)バンドに凄く影響を受けた。多分、その人たちは海外のバンドとかに影響を受けてたりするんだろうけど、僕にはそのバンドよりも札幌のバンドのがかっこよく思えたりした。なんとなく型にハマってないような異質な感じが好きなのかなと思う。「海外のあのバンドっぽいバンド」は沢山いるけど、「海外のあのバンドっぽいけど なんか違う」そういうバンドがなぜか沢山いるように思います。それがオリジナリティなんでしょうかね。どういう経緯があったとかはわからないですが、どこか捻くれているというか…。それがたまたま札幌に沢山いただけで、他の土地にもそういうバンドがいる。けど、やっぱり何か違う。絶対的な何かがあるような気がします。憧れの土地で答えは見つからないままだけど、それで良いんだと思う。また何かしらの形で憧れの土地でライヴをしたい。そう思いました。