Crows Caw Loudly足利遠征。

2025年6月7日(土曜日)
朝5時、早起きする為に大量にセットしたアラームはまさかの無音設定になっておりバイブレーションで起きる。
先日bandcampにアップされたSeathriftの音源を聴きながら準備をする。彼らの初ライヴは京都でのpoetry of torch企画でundermarkで対バンした。結成してすぐだからとチャッとやってチャッと終わったのを覚えているけど、その時の記憶が蘇る。また見たいな。 6時頃、潤平君が迎えに来てくれて名古屋市内へ和田君を迎えに行き栃木県は足利市へ向かう。個人的に走り慣れた中央道をバンドメンバーと走るのはやや違和感ありつつ、いつも無心で走ってんだなと実感する。岡谷の渋滞を乗り越えて、一旦下道へ降り、すぐさま工事渋滞に引っ掛かり、これなら長野道からグルっと行った方が良かったのでは?と若干悔やむ。

13時前に足利市のmoonshine studioへ到着する。誘ってくれた今回のixtab企画の趣旨として、イベントの内容としては門外不出とのことだったので割愛する。誰が何と言おうと自分たちのやりたいことをやることは大事だと再確認。意味があるかとかそういうことでもない。

朝早くから動いていたのでなかなかの疲労感があったので急遽ホテルを取る。足利には空きがなかった為、電車に乗って群馬県桐生市まで行く。足利駅で乗ってすぐに車内で爆睡している人がいて電車の出発と共に起きて入口へダッシュするも時すでに遅しという光景を見て少し悲しくなった。多分折り返しの終電はもう無い。あとJR両毛線の振動凄かった。

桐生駅周辺を探索する気だったけど、チカラ無くてホテルへチェックイン。ホテルのお客さんらしき人が受付で缶ビール飲みながら店員さんと談笑していた。部屋へ入ると安いけど全然これで良い感ある部屋で良かった。古いエアコンフルで稼働させてすぐ眠る。 2025年6月8日(日曜日)
7時過ぎ起床。意外と早起き。シャワーを浴びてからチェックアウトして桐生の街へ出る。
全体的に古めの街並みが良かった。シブめな駅にシブそうな喫茶店等、あんまり人はいなかったけど知らない街を歩くのは面白い。高校野球の名門校桐生第一が見れたのが1番良かった。別に見たから何かあるってわけではないけど。 桐生駅構内にあるストリートピアノとバイオリンで演奏をしていた。見ていたらパイプ椅子が並んだので座って見るもしばらくすると演奏をやめてどこかへ行ってしまった。近くの人の会話から「30分後に始まる」とのことだったので席を立ち外へ行く。どこかからBUMP OF CHICKENの天体観測が聴こえてきたので音のする方へ向かうと、駅前でエレキギター、ベース、スティックを持った若者がいて、生音で演奏していた。ドラムに関しては地面を叩いていたし、ベースだねなぜか離れているしでめちゃくちゃ謎だったけど、桐生は音楽の街なんだなと思って納得する。 潤平君と和田君が迎えに来てくれたので出発。とりあえず名物を食べようと思って山田うどん食堂へ行く。埼玉県を中心に関東へ展開しているチェーン店。ixtabトシ君に聞いたところ「かき揚げ丼が美味!」とのことだったので、かき揚げ丼、うどん、もつ煮がついたセットを注文。出てきたかき揚げ丼が卵とじになっていて想像と全然違ったがめちゃくちゃ美味だった。これはうどんよりも人気なのが頷ける。ローカルなチェック店は最高です。 腹ごしらえをして帰路へ。「行きの道を帰るのもつまらない」という考えが一致したので南下して新東名ルートを走る。「見慣れない景色を」と思ったがほとんど高速道路の景色は変わらずで寝てしまう。車内では前日のライヴのことだったり、今後のことだったり、アレコレと喋る。いつも喋っているようなことでもあるけど、前日のixtabのライヴでかなり食らったのがデカい。今後のixtabの動きが凄く楽しみだし、まずは8/2のレコ発名古屋が非常に楽しみです。 帰宅してからは明日からの長野〜東京4泊5日に向けて荷造りしつつ、足利で買ったixtabの新作テープ聴いて改めて高まる。同世代にこんなバンドがいて本当に良かったと思うし、7インチリリースできて本当に良かったと思う。