スリーピース即ちサンカク。

9月19日(土曜日)
予定よりも早く鳴らすアラームに当然気付かずに普段通りに起床。天気は雨。こんな日は大体寝起きが悪い。そういえば、数年前にタバコを辞めてから朝の目覚めは良くなっている。
Crows Caw Loudlyでのレコーディングの為、今池へ向かう。道中の車内BGMはCharlesBronson。雨の音を掻き消すような爆音でテンションを上げていく。ディスコグラフィーの良いところは進化が見えていくところですよね。
スタジオへ着き、諸々の準備をする。今回もセルフレコーディングってことで我らがベーシストであり専属レコーディングエンジニアである潤平君とドラマーでありスーパーアドバイザーの和田君の2人を中心に録っていく。
レコーディングは2部構成って感じで1部はサクッと終わらせる。こちらはquiquiの宮川君に色々と手伝ってもらいました。快く引き受けてくれて本当に感謝している。1時間くらいかけて来てもらったのに1時間くらいで終わってしまったけど。six packの続きもやりたいし、個人的に岐阜県の近くに引っ越してきたしquiquiの皆と遊べたら良いなぁと思っている。
宮川君と別れを告げてからもレコーディングは続く。コロナ禍になってからやり出した曲を2曲録りました。ギターのフィードバックを上手く出したく、その辺りで上手いこといかず苦戦もしましたが無事に録り終えることができました。ハウリングも良いけど、やっぱり気持ち良いフィードバックが出せるかって結構重要なんだと最近思いつつあります。今更ですが。ソウルフード+ブルースドライバーの感じも攻撃的で凄くしっくりきてるのでしばらくはこれでやっていこうと思った。
録り終えた音を聴いてみてなかなか勢いあって良いものが録れたなと思った。いつも思うんだけどね。音源って録り終えた瞬間やミックス、マスタリング直後の瞬間が1番輝いてると思っている。あくまで自分の中での話ですが。鮮度って絶対あると思う。

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和田君とダッカという喫茶店へ行き遅めの昼食を食べる。なんとなくカレーが食べたかったけど、ご飯がないとのことで渋々スパゲッティを食べることにしたけど、インディアンスパがあったので秒速でインディアンスパに決めた。和田君はインディアンスパにハンバーグがついてる豪華メニューを食べてた。なんか喫茶店のスパゲッティって素朴なんだけど豪快で良いですよね。なんとなく自分の中の原点は岡崎市にあるゼロのスパゲッティだよなぁなんて思ったり。


帰宅して、頭痛が酷くなった為、仮眠を取る。レコーディングの途中からやたらと頭が痛くなったけど、恐らく急に声を出したことによる影響だと思う。ライヴの後に大体この現象が訪れるからきっと同じようなことなんだろうけど。ランニング効果あんまり出てないのかな。和田君にはランニングしてからレコーディングとかライヴ挑めば良いと言われて、「走った後で息上がって無理でしょ」とは言ったものの結構それってありなのかもしれない。まだまだやりたいことは沢山あるので。
今回レコーディングしたものの公開については夏〜秋にはできるんじゃないかなぁと。正式にはわからないけど、またわかり次第発表すると思います。

6月20日(日曜日)
朝、six pack vol.2のジンを読みながらquiquiの音源を聴いていた。自分が何を書いていたかあまり覚えていなかったけど、読み返してみてやっぱり自分が書いたものだから当たり前だけど共感したりした。潤平君の記事凄く良かったなぁ。
昼過ぎからHUCK FINNへ△の企画を見に行った。最近色々とモヤモヤすることもあってどうしようか迷ってたけど、迷うくらいなら行こうと思い向かった。mürmür見れなかったのは少し悔いが残る。Killerpass、THE ACT WE ACT、GOFISH、ROTARY BEGINNERS、Campanella、△を見た。正直全アクト良すぎて行って良かったなと思ったし、なんかもう小さいことは気にしないでおこうと思った。なんとなく自分のことが凄くつまらない人間だと思ってね。ハイライトとしてはTHE ACT WE ACTのgive & giveのイントロ入った瞬間ですかね。あの瞬間は確かにもの凄い爆発力を感じた。初めてCampanellaを見たんですが、ラッパーのライヴってほとんど見たことなかったし、あまり興味を持ってなかったんですが、めちゃくちゃかっこよかったです。歌詞についてしっかり聴き取れなかったりして曖昧だけど「平日は死んで、週末を生きる」みたいなところ個人的に凄く良いなぁと思いました。前後の脈略あんまりわからないのでその部分だけ切り取ったら違う解釈になってしまうかもしれないけど。トリの△は本当に久しぶりにライヴを見たのでなんか感極まるものがあった。企画に呼んで出てもらったこともあったし、物凄いライヴを何度も見た。やっぱり小瀬さんはヒーロー的な存在であり、僕らの兄貴的な存在だ。めちゃくちゃやれない現状でも△のバースト感はバッチリと伝わった。なんとなくだけど今日のライヴは小瀬さんの人の良さがいつも以上に伝わるライヴだったなと勝手に思った。また一緒にやれると良いな。
ROTARY BEGINNERSを聴きながら帰った。ライヴを見た後はやっぱりカーステレオのボリュームを上げてしまう。久々に見たROTARY BEGINNERS凄くかっこよかったなぁ。
改めて本当に見に行って良かったと思う。今回のメンツが全て集まってやることはなかなかないような気もするし、何より愛知県のパンクは最高だなと再確認できた。まだまだやりたい放題やることはできない状況は続きそうだけど、僕らは僕らのペースでやろうと思う。生き急いでても仕方ない。
前日のレコーディングラフミックスを聴いてる。やっぱり自分が大好きなようで良いなとしか思えない。客観的に聴くことはできないみたい。まぁそんなもんですよね。自分の1番の理解者はやっぱり自分自身なんだなぁと。
そういえば、いつの間にか車を糞まみれにしていた鳥達がどこかへ行ってしまったようだ。近所のガソリンスタンドの洗車機へかなり貢いだ。その結果、洗車機は最新モデルになってました。洗車翌朝には糞まみれになっていて、そんなこんなで結構ストレスあったんですが、いなくなるといなくなったでなんかどこか寂しい気持ちになりますね。人間って不思議だ。それにしてもあの鳥達はどこへ?