9月27日(水曜日)
LongSlopeRecordsよりMelting potの1st.Album「YURERUFLOOR」をCDでリリースしました。
バンドの紹介は様々な場所でされていると思うので割愛。今回はリリースに至るまでの経緯等について書いていこうと思います。
まずはレーベルについて。LongSlopeRecordsというレーベルは僕がやってるCrows Caw Loudly - ST(LS-001)をリリースする際に勝手に命名しました。なんとなくレーベル名とかあるとかっこいいなと思った、それくらいのことだったかと思います。その後、GOH - GOLDEN MANIACS(LS-004)、Crows Caw Loudly / lasik - split(LS-003)、ixtab - ST(LS-005)、BEAGLE - Give Me Chocolate(LS-006)をリリースしました。(欠番があるのはリリース予定だけど、リリースに至ってないものや、今後待ちとしているもの。リリースしようと決めた順に番号は振ってます。)
今回のMelting pot - YURERUFLOORはLS-010となります。僕とMelting potのVo.サカイショウイチは10代の頃、ライヴハウスで知り合った友達です。コロナ禍でなかなかバンドが上手く動けない時期に、宅録でソロ音源を作っていると話を聞いて「じゃあそれをリリースしよう！」とそんな感じでソロアルバムのリリースが決まりました。ソロアルバムの曲が揃って少ししたら、Melting potでレコーディングを開始するという話になり、「Melting potをリリースできないか？」と相談を受けました。勿論答えは即答。ただ、ソロアルバムをどうするかという話になり、今回の特典に付けようということになりました。なので、今回購入特典に付属されるものは特典用に作られたものではなく、正式にリリースする予定だったものとなります。ダウンロードしたらわかるのですが、「LS-008」とちゃっかり番号振ってます。
これまでに自分のバンドの他にハードコアやパンクに類する友達のバンドをリリースしてきました。なので今回、レーベルとバンドのイメージが違うと思われるかと思いますが、僕はリリースするバンドのジャンルとかにこだわりは無く、友達のバンドをリリースして友達と遊べたらそれで良いなと思ってます。「俺の友達かっこいいっしょ？」と自慢できれば良いみたいな。勿論、音源が売れてバンドが広まっていくことが最終的な目標ではあります。
今回レーベルとしては初めてのサブスク配信とディストリビューターを介しての販売をすることにしました。これには理由があって、Melting potというバンドは一部の音楽好きだけではなく、大衆、お茶の間、幅広い人らに響くと思ったからです。(語弊はあるかもしれないけど、ハードコアパンクはわかる人に伝われば良いと思ってます。わかる人がどんどん増えていくのが理想だけど、それによって崩壊してしまうのは良くない。)実際にディストリビューター担当者の方と打合せ等をすると僕の知らないことばかりでとても勉強になりました。(ディストリビューター担当者の方の手帳に「惡AI意」のステッカーが貼ってあった時点で「この人だ！」と思ったのは内緒な話。)
ずらずらと書きましたが、1番僕が知ってもらいたいのはサカイショウイチという人間がどれだけ音楽を愛し、気の知れた仲間達とどれだけ良い音楽を作っているかを沢山の人に知ってもらえたら良いと思っている。このまま終わらせちゃいけない。
高校生の頃、地元岡崎市のライヴハウスで出会い、20歳頃、一緒にバンドをやって僕が離れて数年経ってまた一緒にバンドをやって僕が離れてとなんだか高校生の恋愛みたいに一緒にいたりいなかったりよくわかんねー感じなんですが、きっとこれは今後もずっと続いていくんじゃねぇかなぁとやんわり思ってます。それぞれのフィールドがあるからね。それでも最終的に笑い合えればそれで良いです。僕さえわかってればいっか。
2023年9月27日サカイショウイチ33歳誕生日、多分僕たちは大人になれないんだ1、2、3、4なんつって。
※本日公開されたインタビューも面白いものとなってますので是非読んでみてください。
