date course #7

3月23日(土曜日)
VIDEO GIRL企画当日。最近アレコレ買ったレコードを聴いて気合いを入れる。やっぱりPublic Acid最高です。あとは激ハマりしてるonewaymirrorの音源が欲しくてわざわざアメリカから取り寄せたonewaymirrorとGxlliumのsplitも良かった。bandcampやサブスクで聴けるけど、やっぱり盤が欲しいよね。「split良かったよ!君らの単独音源なんとかして手に入れる!」と謎の激キショDMをonewaymirrorにしたら「多分どっかにあるから送るぜ!」と返信来て焦点。なんつーナイスガイなんだ。

少し早めに鶴舞へ行き、タカ君と蕎麦を食べた。店員のおばちゃんがめちゃくちゃ遠くから「お待たせ〜」と言って蕎麦を持ってくるもんだから、待ち合わせでもしてるような錯覚に落ち入る。デートコースはこの時点で始まっていたのかもしれない。めちゃくちゃゴキゲンなおばちゃん最高でしたわ。

鶴舞DAYTRIPでリハをする。めちゃくちゃ久々に来たけどステージ広くなってるし、物販席できてるしで進化していた。ステージでの音作りもラクにできた。最近よくライヴハウスでやるけど、やっぱりライヴハウスって良いなぁ。当たり前かもだけど。
COMPLETED EXPOSITION、DESERVE TO DIEにリハの時点で圧倒される。この時点で凄い日になる予感プンプンした。

ライヴは今回が初ライヴのbravas 187からスタート。本来はパワーヴァイオレンスのトラックメーカーで(?)、オケを作ってゲストにVoを載せてもらうというかなり特殊な活動をしている伊藤君のソロユニットである。ベースとドラムはサポートで迎えて自らがGu&Voをしていた。上げて下げてを繰り返してかっこよかったです。今後もライヴをしていくらしいので今後の活動も楽しみです。
SOCIAL PORKS、やっぱり内藤さんのドラムは唯一無二でかっこいいし、そこに合わせられる黒木さんもまたかっこいい。たまたまこの間のレコーディングの空き時間に久野さんが「このリフどう?」と話してたのが完全にSOCIAL PORKSの「大丸 OR DIE!!」だったみたいなエピソードがあったのでライヴで聴けていつにもない嬉しさがありました。
Illegal Corianders、何度見てもめちゃくちゃカッコいい。パワーヴァイオレンスなのかグラインドなのか全然良くわかんないけど、めちゃくちゃカオティックハードコアだと思う。部分的にめちゃくちゃThe Locust感じるもんなぁ。マコト君のベースのフリーキーな弾き方、アレ特許取得するべきだと思う。勝手にVIDEO GIRLの兄貴的存在だと思ってます。今後も何卒よろしくお願いします。
COMPLETED EXPOSITION、初めて見たけどめちゃくちゃかっこよかった。これぞパワーヴァイオレンスというべきか破壊力抜群で、会場の空気感もガラッと変わったと思う。やっぱり活動歴も長いバンドでとあるし、説得力が全く違った。長く続ければ良いってもんでもないけど、長く続けなければできないことって多分ある。
DESERVE TO DIE、かなりライヴがヤバいと聞いていたのでどんなものか楽しみにしていたけど、思ってたハードルを一気に超えてきてめちゃくちゃかっこよかった。リハの時点でサウンドや曲がかっこいいなとは思ったけど、Gu&Voアカシ君の何かが憑依したような狂気的なプレイがヤバかった。あっという間にライヴは終わったけど、全然見たりなかった。一緒にやれたの凄く嬉しいな。
leech、多分2019年くらいにFILE-UNDERでテープを買った際に知って、ようやくライヴを見ることができたけど、めちゃくちゃかっこよかった。Guネモト君とはENEMAで一緒にやったことがあったけど、やっぱりネモト君のジャンプがめちゃくちゃかっこよかったなぁ。ギター弾くこと放棄してでもジャンプするなんて最高じゃん。ドラムのオオタ君は激とかが好きでどこかでlasik / Crows Caw Loudlyの音源を買って聴いてくれていたとのことでようやくお会いすることができて嬉しかった。
最後は我々VIDEO GIRL、ここまで凄まじい流れで来ていたので「やるしかねぇ!」って内心思ってやれるべきことはやったかと思います。正直ライヴ中のことあんまり覚えてないですが、ステージ上にエアコンの蓋みたいなの落ちてて謎でした。終わってから「良かったよ」って言ってもらえたの本当嬉しかった。

打ち上げはDAYTRIP内で箱打ち。飲み放題食べ放題だったんだけど、カレーライスがあるわ無限に食べ物が出てくるわでコスパ良過ぎてビビりました。最近、箱打ちって移動がないから多少コスパ悪くてもしょうがないなとか思ってたけど、久々に上がる箱打ちでした。遠征バンドが日付変わるくらいに帰っていって地元バンドだけ残ってあーだこーだ話をするのも凄く良かったなぁ。やっぱり地元の結束力は大事だ。特に愛知のようなローカルな土地だからこそ。最終的にはVIDEO GIRLとズマさんだけ残って続いてあーだこーだ話して2時位までいたのかな。最後はコンビニでカップ麺を食べてVIDEO GIRLは全員車で寝た。4人共それぞれ車で来て同じコインパーキングに停めてそれぞれの車で寝るというこれはまさに都会版キャンプなのである。多分ハイエースの久野さんが1番気持ち良く寝れていると思う。

最初から最後まで凄く良い1日だった。バンドもそうだし来てくれたお客さんもみんながみんな楽しそうにしてた。なんかトラブルがあったとかって話も聞かなかったし、ああいう1日がずっと続けば良いのだ。30人くらい見に来てくれて出演者が20人くらいで計50人くらいだけがわかるライヴハウスで起きた最高な出来事。SNSとかでライヴの動画がアップされて雰囲気を感じることは簡単にできる世の中だけど、やっぱり現場でしか本当の空気は味わえない。知った気になるのは嫌だし、だからこそライヴに行くし、気になるバンドは呼んだりするんだ。バンドの醍醐味改めて実感した良い日でした。最近良いライヴが沢山できて嬉しいな。そもそも一緒にバンドやってくれているメンバーにも感謝なのである。

PS.久々に車中泊したけど案外悪くなかったけど、やっぱり睡眠不足感否めない。1日あんまり使い物にならなかったけど、昼食に食べた焼きそば専門店が安くてコスパ良過ぎたのでベストコンディションの際にまた行きたいです。